2014年10月25日土曜日

コオロギ投入方法の変更

いままで,産卵床から孵化したコオロギを採取して子イモリのプラケに投入するやり方をとってきましたが,これだと多量に入れると子イモリがビビってしまうようです。フタホシコオロギの孵化子は,最初は色が白く,動きが鈍いです。すぐに黒く変色して動きも機敏になってしまいます。子イモリたちは,この白い孵化子が好きなようです。そこで,孵化が始まったばかりだったり,もうすぐ孵化が始まりそうな産卵床を直接投入してみることにしました。

孵化子が出てきている産卵床×3,あと数日で孵化が始まる産卵床×3

ここのところ,気温が低くなってきています。例年ですと,レッドビーの為に飼育部屋の加温を始めるころですが,コオロギの孵化と種親の寿命を引き伸ばす目的で21~23度とちょっと低めに手動管理しています。そのせいなのか,25度管理のときに比べて,コオロギの孵化が一度におきるのではなく,ダラダラと長期化するようになった気がします。2週間前までは,1日あたり3個も産卵床をセットしていました。今回投入したのは,その最終ロットです。現在は,コオロギの生産量を抑えるために,3日に1個のセットアップに減らしています。

このやり方,ポロポロとコオロギの幼虫が現れるのが,ちょうど良いみたいです。産卵床の投入が3個の場合,子イモリはあまり産卵床に近寄ってくれませんでしたが,6個に増やして積み重ねたところ,数匹が上るようになりました。立体的になったのがよかったのかもしれません。水ゴケの上でぼーっとしているだけだと運動不足になってしまいますから。ダイエットは必要ありませんが,筋トレはして欲しいですからね。

ポロポロ孵化して,パクパク食べられてくれればよいのですが,供給が消費を大幅に上回ると,ケース内がコオロギで満たされてしまう可能性があります。そのときは,リセットしようと思います。

先人のレポートでは,コオロギの孵化子は嗜好がよいとありますが,ウチの子たちはなんだか反応が薄い気がします。ただ,いつでも食べられるようにしているので,見ていないときに食べているだけかもしれません。24時間ずーっと,コオロギを追い掛け回すわけにもいかないでしょうし。


遊びにきたのか,休みにきたのか,食事にきたのか?


単に隙間がすきなだけか?

0 件のコメント:

コメントを投稿