プラケの中にカップを設置。カップからプラケに沢山の幼虫が零れ落ちていました。 |
この産卵床,プラカップの底のほうで孵化したけど,プラカップとの間に挟まれてもがいている幼虫が沢山いました。ほんの僅かですが,中の結露で溺死している幼虫もいました。成虫が産卵したあとは,カップから産卵床を取り出したほうがよさそうです。
いままで,産卵床を乾燥させてはなるまいと,適正量より水分過多だったようです。対策として,まだ孵化が始まっていない産卵床に対し,以下の処置を施しました。
1リットルのプラケにティッシュペーパーを2枚ほどしいて,その上にカップから取り出した産卵床を3個(1日分)おき,ビニール袋と輪ゴムでフタをする。予め,プラケ内の水分量を適正にし,蒸発による消失を抑える。
この処置により,孵化率をアップさせて,子イモリに食べ放題の環境を与えたいなと思います。
一方,シゲルの感性だと,ソイル系の産卵床は水分を与えすぎてしまうようです。その点,いまのところ,トイレットペーパーが一番使いやすいように思います。使用量,丸め方,水分の与え方,与える量,その後の管理に黄金比があるようです。なんとなく,ストライクゾーンがつかめてきたような気がします。養殖業者さんは,きっとマニュアル化しているでしょうね。
子イモリにコオロギを与える場合,1齢~せいぜい3齢くらいかと思います。それ以上コオロギが成長してしまうと,口に入るかどうかはともかく,コオロギの運動能力が子イモリを大きく凌駕してしまい,捕食困難だと思います。こういう食べ残しのコオロギを次の種親に使えば,わざわざ累代飼育の為にプラケを用意しなくてもすむので,管理が楽になりそうです。
既に子イモリの飼育ケースの中に大量のコオロギ1齢幼虫を投入していますが,エサまっしぐらにダッシュ!という感じではないです。たまたま,近くにコオロギが通りかかり,顔面に接触されてびっくり仰天⇒隠れ家にダッシュという感じ。うーん,ご馳走なんですけど・・・ まあ,そのうち慣れるでしょう。
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