一番大きな個体はとうとう50mmを超えました。No2もジャスト50mmになりました。おおきくなったものです。
だいたい1ヶ月前8月6日の水槽全景がコレ。
そして,本日のがコレ。孵化後だいたい50日。ちょっと角度や撮影距離が違っているけど,底床の自由スペースが減っているのがお解かりいただけると思う。
おっと。ホワイトバランスもずれとりますな。ま,いいか。
出勤前の観察にて,昨夜は気がつかなかった異変を発見。
エラが小さくなっています。ケンミジンコも2匹写っています。
別の角度のショットです。
頭蓋の形状が角ばってきた,顎からお腹にかけての白い体色が鮮明になってきた,肌質がブツブツしてきたという特徴があります。肌質は肉眼,いや老眼では気がつかず,デジイチのマクロ撮影結果を確認してわかった次第。
他の兄弟たちは,まだこんな感じ。
同じ角度だけど,別の個体。
ウパァ~♪
と,まだウーパールーパーやっています。
ですが,写真をみてお解かりの様に,幼生特有の目つきの悪さ(アイシャドウ)がなくなっています。成体のような顔つきに変わってきていますね。この個体たちも変態が近いのでしょう。
さて,どうしよう。出勤前のあわただしい時間の中,幼生を掬って水陸両用の飼育環境を作っているヒマはありません。
いざというときの足場にしてくれることを期待して,そこで,ペットボトルに水を9割いれて蓋をはめ,筏としました。
と,ここまでが今朝の話。
仕事を終え,日課のクロール3,000メートルをこなして帰宅。ワクワク期待して水槽を覗き込みましたが,上陸はしていませんでした。うーん,残念。
でも,なんだかエラが小さい個体が増えているような気がします。
上陸個体候補1 |
上陸個体候補2 |
上陸個体候補3 |
その他の個体たちも微妙にエラが小さくなっているものが多いです。左右非対称の個体もいます。
今回,変態が始まった個体たちは,先に孵化した個体や成長優良個体ではありません。どちらかというと,中~小の個体です。できる限り,変態が発動しないようにして大きく育てるために,ストレスの少ない飼育環境を心がけてきましたが,大切なことを見落としていたようです。
それは,兄弟から受けるストレスです。いじめられっこや,その予備軍のほうが,いじめっ子より大きなストレスにさらされますからね。
仕事が温くて,給料のよい会社は辞めたくならないけど,同期に出世で置いてけぼりにされたり,給料が少ない会社は辞めたくなるでしょうから!
って,なんだか妙に説得力あるな。(まぁ,オレのことではないが。)
できるだけ同程度のサイズの個体群にわけて,エサ食い放題+水深ふかめ+水質・水温安定の環境を組むべきでした。次の機会があれば,そのように対処しましょう。一度始まった変態は,逆戻りできないでしょうから,対処が必要です。
1. 水陸両環境の上陸候補個体群専用の環境,上陸個体専用の2つの飼育設備の構築
2. 上陸個体専用のみの飼育設備の構築
1.だと,移動を2回もやることになります。20匹いますので,合計40回ですね。おとなしく捕獲されてはくれないでしょうから,大変そうですね。それに,水中生活の上陸予備軍を捕獲しようと網をつっこむと,水槽中を暴れまわってしまいます。すると,まだ変態のスイッチがはいっていない個体にストレスをかけてしまいそうです。それは,できるだけ避けたい。
そこで,水面の7割くらいお覆うように梱包用のバブルシートをカットして浮かべました。きれいに浮かんで,なかなかいい感じです。プチプチ部分に空気が入っているので,子イモリが乗っかったくらいでは沈みません。
ここで,7割としたのは,狭すぎると陸地として機能しないだろうし,広すぎると水槽壁面とのクリアランスが狭くなって,上陸に使える淵が減ってしまうと考えたからです。このように水面を広く覆ってしまうと,酸欠になる心配がありますが,この水槽はスポンジフィルターを常時稼動させているので,水と空気の触れ合う実効面積は大きく,酸欠の心配はないと推定しました。
さーて,上陸個体用の飼育環境をつくらなきゃなー。どんなの作ろうか。既にW30×D20×H20のプラケを2個調達済みですので,いつでも取り掛かれます。いわゆるカブクワ用ですので,脱走対策のフタもバッチリです。新しい飼育環境整備って,楽しいんですよね。
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