鳴き方は風情がないし,音量もハンパない。
これでは,家族の理解が得られそうにありません。家内と娘達は2階で寝るので問題ないと思いますが,1階で寝泊りする嫁母に申し訳ない。
プラケの外側をダンボール箱で覆う等の遮蔽策も考えましたが,スペースがかさばるし,対して消音効果がなさそうです。やっぱり,音源に対策をせねばということで・・・
オスの羽根をハサミでカットしました!
しかし,当然ながら必死になって抵抗するので,根元の1/3くらいは羽根を残すことに。これでも,まっ,いいか。と思っていたのですが,甘かった。
やつら,こんなんなっても鳴くんですヨ!
当然,音量はかなり落ちたので,シゲルの部屋のドアを開けっ放しでも問題ないレベルに落ち着きましたが。
とりあえず,当面はこのまま運用しよう。
今回,雌雄を選別しながら,羽根をカットする作業をおこなったわけですが,雌雄割合はだいたい半々でした。♀20匹くらい,♂20匹くらい。たぶん,♂は3~4匹もいれば十分なのでしょうが,購入時に成体になっているので,運が悪いと♂が早死にして♀だけ残る可能性があります。この場合,卵を産まなくなってしまうので,困ります。とりあえず今回は,♂もこのままキープすることにしました。次世代を育成する際は,成長過程で♂は撥ねてしまい,親イモリの餌にしようと思います。
さて,子イモリの餌の生産計画ですが,当面は毎日産卵床を回収し,たくさんのピンヘッドを得ようと思います。いちいち育てずに,がんがん孵化させてがんがん食べてもらいましょう。消費率がわかってくれば,生産量もコントロールできるでしょう。
ただ,購入したコオロギたちは成体なので,即戦力としては頼もしいのですが,残りの寿命が少ないことが心配です。次世代の種親を育成し,永続的につないでいく必要があります。そこで,コオロギのライフサイクルを孵化待ち1週間,幼生期間が5週間,成体期間を4週間として,生産計画を立ててみました。
2週間毎に次世代のコオロギを育てていきます。2週間おきとすることで,失敗があっても種親を絶やさないようにできるでしょう。各ロットで♀10匹,♂2匹もいれば十分でしょう。孵化後2週間では雌雄判別は難しいでしょうから,成長をみながら♂を間引く必要があるわけです。
上記は現段階では机上計画なので,実際に試行して修正しつつ進めていこうと思います。
さて,子イモリ水槽のイエコですが,もう5日間も生きています。水ゴケから水分を補給できているのでしょう。エサもたべてくれているといいのですが。
最大の問題は,子イモリが食べているか否かです。減っているような気はするのですが,肝心の捕食シーンを観察できていないので不安です。
当事者たちは夜行性なので,夜中にストロボを使って撮影してみました。
午前5時12分,全員ではないですが,表にでてきています。 |
右側がドライエリア,左側がウエットエリアです。子イモリの居心地を考え,水ゴケを増量してあります。昼間は,この中に殆ど全員がもぐりこんでしまいます。そのまま仏さんになっている子がいないといいんですが。
ヨーグルトカップの中には,コオロギのエサを入れています。つるつるしてエサまでたどり着けないと思うので,ウールで橋をかけてます。
水ゴケとプラケの間に水滴がうっすらついているので,水ゴケの中は湿度100%ですね。ここにもぐりこめば,乾燥から身を守ることが出来ます。水ゴケには時々水分を補給しています。この飼育方法だと,子イモリと餌コオロギを共存させられますが,飼育者がおきている時間帯に子イモリを見ることができないのが残念です。半水半陸にしてしまえばよいのですが,そうすると餌コオロギが溺れてしまいますからね。
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