2014年9月30日火曜日

ヨーロッパイエコオロギが育っている

子イモリ水槽にエサとして投入した,SSサイズのヨーロッパイエコオロギが育っている。

横36mm×縦24mmの範囲が写っています。

写真は,水ゴケエリアをプラケの外から撮影したもの。子イモリが空けた通路に,コオロギたちが入り込んでいる。カラカラに乾燥したところしか好まないと聞いていたけど,水分補給にでもやってきたのだろうか。

そこそこの数が生き残っている。写真の2匹は生き残りの平均サイズくらいで,これより一回り大きいのもいる。平均サイズでも,40mm~60mmの子イモリの口に入れるのは難しいかもしれない。というより,コオロギたちのほうが運動能力が高くて,捕食できないだろう。平均サイズより一回り小さなコオロギでさえ,捕食は難しいのではなかろうか?

コオロギとの同居のため,半陸半水環境にできない(コオロギが溺れる)ので,水分補給に水ゴケをいれたが,明るい時間帯は子イモリ全員がその中に隠れてしまっていて,観察ができない。いちおう,先回の点呼で全員が生存していたので,居心地はいいのかもしれない。現在,この中で17匹が暮らしている。

観察ができないので,ヨーロッパイエコオロギが食べられたかどうか,全くわからない。ただ,このコオロギたちの生き残りは,もうエサにはならない。現在,フタホシコオロギの飼育で,ピンヘッドを生産中だが,飼育開始して9日経過したものの,未だ孵化を確認できていない。産卵床は毎日採取しているので,順調にいけば,そろそろ大量の活きエサが手に入るはずなのだが,正直なところ焦燥感を感じている。

フタホシコオロギは,見た目がゴッキーにそっくりなので,あんまり好きじゃない。大きさはエンマコオロギそのものだ。メスが大きくてぷりっぷりなので,沢山卵を産んでくれそうな気がするんだけどね。

その点,ヨーロッパイエコオロギはカラーリングからして視覚にやさしい。写真のコオロギなんか,案外かわいいじゃないか。

ヨーロッパイエコオロギたちは,子イモリたちと同居しながら,テトラフィンをばりばり食べて大きくなっている。もう少しで上陸準備用のプラケをリセットできそうなので,こいつをヨーロッパイエコオロギ飼育設備に転用する予定である。ヨーロッパイエコオロギの飼育が順調に進んだ段階で,フタホシコオロギはフェードアウトの予定だ。まぁ,毎日ぽろぽろと寿命が尽きたコオロギがいるので,あと1ヶ月もしたらフタホシコオロギはいなくなりそうだが。

現在,レッドビーシュリンプ,プラティ,親イモリ,子イモリ,餌コオロギと飼育しているが,一番メンテに手がかかっているのがフタホシコオロギだ。特に,排泄物と死体がたまって悪臭問題がおきないように,昨日掃除を行った。1週間に1度は掃除をしたほうがよさそうだ。五月蝿い鳴き声はオスの羽根をカットして対処したし,ほんと,手がかかるよ。

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