2014年9月30日火曜日

最後の1匹が上陸にかかります

ベビーイモリ水槽に残っている最後の1匹,変態が始まったようです。写真では判りにくいですが,脱皮しかかっています。このあと,プラケに移動させました。

上陸20号(候補)

上陸が始まったのは,9月4日だったと思うので,だいたい3週間で全員が変態を起こしたことになります。産卵期間も足掛け3週間くらいだったような気がしますが,2週間だったかもしれない。どの子がいつ生まれたかまで記録してありませんが,少なくとも大きくなった順番で変態はおきませんでした。

この子は,明日の朝には完全に肺呼吸にかわっているでしょう。
ヨーロッパイエコオロギは,エサとしては大きく成長してしまっています。フタホシオオロギのピンヘッドがそろそろ産卵床から出てくるはず。本格的に幼体飼育が始まります。

ヨーロッパイエコオロギが育っている

子イモリ水槽にエサとして投入した,SSサイズのヨーロッパイエコオロギが育っている。

横36mm×縦24mmの範囲が写っています。

写真は,水ゴケエリアをプラケの外から撮影したもの。子イモリが空けた通路に,コオロギたちが入り込んでいる。カラカラに乾燥したところしか好まないと聞いていたけど,水分補給にでもやってきたのだろうか。

そこそこの数が生き残っている。写真の2匹は生き残りの平均サイズくらいで,これより一回り大きいのもいる。平均サイズでも,40mm~60mmの子イモリの口に入れるのは難しいかもしれない。というより,コオロギたちのほうが運動能力が高くて,捕食できないだろう。平均サイズより一回り小さなコオロギでさえ,捕食は難しいのではなかろうか?

コオロギとの同居のため,半陸半水環境にできない(コオロギが溺れる)ので,水分補給に水ゴケをいれたが,明るい時間帯は子イモリ全員がその中に隠れてしまっていて,観察ができない。いちおう,先回の点呼で全員が生存していたので,居心地はいいのかもしれない。現在,この中で17匹が暮らしている。

観察ができないので,ヨーロッパイエコオロギが食べられたかどうか,全くわからない。ただ,このコオロギたちの生き残りは,もうエサにはならない。現在,フタホシコオロギの飼育で,ピンヘッドを生産中だが,飼育開始して9日経過したものの,未だ孵化を確認できていない。産卵床は毎日採取しているので,順調にいけば,そろそろ大量の活きエサが手に入るはずなのだが,正直なところ焦燥感を感じている。

フタホシコオロギは,見た目がゴッキーにそっくりなので,あんまり好きじゃない。大きさはエンマコオロギそのものだ。メスが大きくてぷりっぷりなので,沢山卵を産んでくれそうな気がするんだけどね。

その点,ヨーロッパイエコオロギはカラーリングからして視覚にやさしい。写真のコオロギなんか,案外かわいいじゃないか。

ヨーロッパイエコオロギたちは,子イモリたちと同居しながら,テトラフィンをばりばり食べて大きくなっている。もう少しで上陸準備用のプラケをリセットできそうなので,こいつをヨーロッパイエコオロギ飼育設備に転用する予定である。ヨーロッパイエコオロギの飼育が順調に進んだ段階で,フタホシコオロギはフェードアウトの予定だ。まぁ,毎日ぽろぽろと寿命が尽きたコオロギがいるので,あと1ヶ月もしたらフタホシコオロギはいなくなりそうだが。

現在,レッドビーシュリンプ,プラティ,親イモリ,子イモリ,餌コオロギと飼育しているが,一番メンテに手がかかっているのがフタホシコオロギだ。特に,排泄物と死体がたまって悪臭問題がおきないように,昨日掃除を行った。1週間に1度は掃除をしたほうがよさそうだ。五月蝿い鳴き声はオスの羽根をカットして対処したし,ほんと,手がかかるよ。

2014年9月29日月曜日

上陸18号,19号

まだ少しエラが残っていますが,肺呼吸OKのようなので移動させました。

18号

19号は色が薄い

これで,上陸環境に17匹,水中環境に1匹,死亡2匹となりました。

あと1匹,変態が完了すれば,上陸移行環境も必要なくなります。部屋がすこし片付きそう。

2014年9月28日日曜日

兄弟仲良く?

幼生のときは,兄弟に触れられるのをイヤがっていたはずですが,何故なんでしょうね?

整列!

水ゴケとプラケの間に隠れています。水ゴケの中が大好きのようです。

フタホシコオロギの産卵は毎日順調です。でも,1週間前に採取した産卵床からは未だ何も出現していません。水分管理を間違えたのかなぁ? 産卵床のカップごと,小さいプラケにいれてビニールでフタをして,乾燥しないようにしているのですが。

そうそう,上陸準備環境の18号と19号は変態がほぼ完了いていましたが,まだ水辺が恋しいようでしたので,移動は見合わせました。

上陸18号(候補),上陸19号(候補)

残り3匹となったベビーイモリ水槽ですが,順調にエラが小さくなってきています。とくに2匹は上陸準備環境に移動させたら,すぐにでも変態を起しそうです。タイミングを見誤って,溺死とまではいかなくてもダメージを与えるのは可愛そう。ということで,上陸準備環境に強制収監します。

上陸18号(候補)

必死で逃げ回ってくれましたが,捕獲完了。

上陸19号(候補),この子は色素が薄い。

この子も元気よく逃げ回ったけど,捕獲完了。


最後に残った子です。最終の3匹はいずれも体長50mmオーバーです。幼生としては大きめですよね。

こいつもあと2-3日で変態するんじゃないかな?

40cm水槽に1匹のみ。閑散としてしまいました。

いまのところ,上陸環境に15匹,移行環境に2匹,水中に1匹,死亡2匹。フタホシコオロギは毎日がんばって産卵していますが,ピンヘッドが得られるには,まだ数日~1週間はかかりそう。

さて,ベビーイモリ水槽の底床内には,イトミミズがうじゃうじゃいるんですけど,どうしましょう?幼体にピンセット給餌するのは面倒くさいというか,みなさんそっぽを向いてしまいます。そこのところはコオロギでなんとかしようとしているわけで。すぐに幼生飼育をしない限り,我が家ではあまり必要ないんだよね。

2014年9月27日土曜日

EOS 5D & 7D

たまには,カメラの話でもしてみましょう。

イモリやエビ水槽の撮影に使っているのは,コレ。

個体撮影用機材 : EOS 5D + TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO + ST-E2 + 580EX-II 

EOS 5D
・・・今年の3月に,勤続20年のごほうびとして,自ら中古で購入。デジイチをEOS 40Dではじめた当時は35万円くらいしていて,とても手の届くカメラではなかった。中古価格は4万円。2005年9月発売と,既に9年前のカメラだが,フルサイズセンサーということもあり,今でもAPS-Cはこの機の画質を超えることができていない。室内の子供撮影,風景撮影に最適。


TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
・・・EOS 5D導入時に,レンズシステムをフルサイズ対応させるために,EF-S60mm F2.8 マクロ USMをヤフオクで売り払って,同じくヤフオクで中古を落札。手数料,送料を考えてもイーブンで入れ替えできた。AFはトロいが,水槽撮影はマニュアルフォーカスが基本なので問題なし。中望遠マクロの標準ともいえるレンズであり,画質はよい。軽いのも使いやすい。


スピードライトトランスミッター ST-E2
・・・40Dを使っていた6年か7年前に,レッドビーシュリンプの撮影でストロボをワイヤレス制御するためにヤフオクで中古購入。たしか1.4万円だったと思う。モデルさんの撮影とか,アクアリウムくらいでしか使い道のなさそうな,マイナーな周辺機器。赤外線制御のため,ストロボとの間に遮蔽物があるとうまく機能しないが,壁で赤外線を反射させるという裏技が使える。また,赤外線のAF補助光を投射できるので,暗闇でAFを働かせるのに便利。線香花火の撮影で,子供の顔にきっちりAFをヒットさせるのに重宝する。モデルチェンジによって,より使いやすい電波式になった模様。


スピードライト 580EX II
・・・40D購入時に,当時のフラグシップのストロボを購入。幼稚園の学芸会で使ったが,いまはノンストロボ派になったので,ブツ撮りや生体撮影にしか使っていない。ワイヤレスのマスターにもなるし,スレーブにもなる。EX IIシリーズはチャージのときにEXシリーズまでのようにきゅいーんという音がしない。現在は電波式のマスター/スレーブ機能をもつ新機種にモデルチェンジしている。


デジイチは用途に応じてレンズを交換しながら使うものだが,面倒くさいのでもう1台に標準ズームをつけっぱなしにしている。われながら,贅沢だなぁと思う。嫁にはなかなか理解されない。



全体撮影用機材 : EOS 7D + SIGMA 18-50mm F3.5-5.6 DC

EOS 7D
・・・2009年11月に,当時まだ出たばかりのを新品購入。センサーサイズはAPS-C。それまで使っていたEOS 40Dに対し,ISO1600以上の画質向上と,強力なAFと連写によって子供撮影時のヒット率アップが目的。また,2009年の夏に中古購入した動体撮影用のEOS-1D MarkIIと同等のAFヒット率であったことから,この2台とリプレースになった。あれから5年ちかく,主力機としてコキ使っている。その後他社から発売された多くのAPS-C機に高感度性能を追い越されるが,動体に対するAF追従能力と高速連写は随一の性能をキープし続けたことから,2014年11月発売予定の7D mark IIまで実に5年も現役で発売されるという名機である。5Dを導入してからは,屋外がメインの用途になった。

SIGMA 18-50mm F3.5-5.6 DC
・・・フルサイズ換算で,画角が28-80mm相当になる,標準ズーム。2003年製とふるい。手振れ補正はついていない。EF-Sレンズ登場以前のEOS D60をコレクションしている関係で,純正のEF-Sマウントの標準ズームではなく,ヤフオクで中古入手したこちらを愛用している。AFは現在の基準でいうと遅く,絞り機構の動作速度もトロいせいなのか,7Dの8枚/秒の高速連写はできない。キヤノン純正のAPS-C用標準ズームは画質はよいのだが,外観があまりにも貧乏くさい。このレンズは作りがしっかりしていて,ピントリングも質感がよく,大変気に入っている。

デジカメのセンサー性能を比較する指標にDXOMarkなるものがある。カメラメーカーをまたぐ評価には,なぜか使い物にならないと感じている。

SONY α6000  Low-Light ISO 1347
CANON EOS 70D            926
CANON EOS 7D MarkII        ?(おそらく,70Dと同等。根拠はこちら

そして,α6000と7D MarkIIの比較はこちらを参照。7D MarkIIのほうが画質がよい。
何がいいたいかというと,性能は70D ≒7D MarkII > α6000なのに,評価値は70D << α6000になっているということ。矛盾しているよね。

でも,キヤノン機だけで評価値を並べると,いままでとっかえひっかえ使った機種は,優劣の序列がしっくりくるんですよ。ということで,5Dと7Dの比較はこうなります。

CANON EOS 7D (2009年製)    Low-Light ISO 854
CANON EOS 5D (2005年製)                            1368(2/3段よい)

おそらく,7D MarkIIは930程度でしょうから,それでも5Dとの差は1/2段以上あります。9年間の技術革新も,センサー面積差2.56倍を克服することはできていません。APS-Cの限界ということなのでしょう。

全員いたよ!

仕事がお休み,まとまった作業時間がとれそうです。水ゴケの中で仏さんになっていないか心配だったので,子イモリたちの生存確認を行いました。丁寧に菜箸で一つまみずつ,水ゴケを撤去しながら数えました。

上のほう,3匹に見えますが,実は重なっていて4匹います。

15匹,全員いました。スリムな子もいるけど,ガリガリ君や手足の欠損した子はいないようです。よかったよー。皆さん,就寝中をたたき起こしてしまったので,動きが鈍いです。ごめんよー。衰弱しているのとは違うようです。水ゴケの中,よほど居心地がよいのでしょうね。

ごめんなさいも兼ねて,水ゴケを増量しました。一つまみずつ菜箸で重ねあげて,内部に隙間ができるようにしました。このほうが,住み心地がよさそうです。

右のは,コオロギタワー!

水ゴケならではの,急勾配な傾斜をつけています。どうせ,中にもぐりこんでしまうので関係ないでしょ。コオロギの生活空間確保も必要ですし。

いなくなったと思っていたコオロギですが,置きエサの下敷きに使っていたシートの下に沢山隠れていました。子イモリのエサとしては,オーバーサイズになってしまったコオロギが多めに見えます。

・ 小さいのは食べられた?

・ 成長した?

ってところでしょう。

フタホシコオロギをヨーロッパイエコオロギでリプレースする予定ですが,これで種親は確保できそうです。ですが,コオロギを回収しようとしても,小さくてつかまりません。コオロギにとっても居心地がよさそうなので,暫くこのまま,このプラケで子イモリと同居させます。水ゴケがあるので,水分補給もできているようですし。そういえば,コオロギの死体は見当たりませんでした。健康なうちに食べられたのかな?

ウエット or ドライ? どっちがお好み?

最近,乾燥アカムシを置きエサにしていたのですが,どうもドライが散らかされたり,消費されているみたいなんです。ウエットは放置ぎみ。子イモリの仕業か,コオロギの仕業か?どちらでもよいので,食べるといいな。

いずれにせよ,子イモリは真夜中にしか活動してくれないので,何を食べているのか観察しないことには,今後の飼育方針が定まりません。

さて,話はかわって,ダイソーで見つけたスグレモノを紹介します。


乾燥イトミミズ,こういう方法で沈められるんですね。乾燥アカムシも同様に可能でした。もっと早く知っていれば,幼生飼育で役にたったかもしれません。でも,成体飼育に役にたちそう。

ヨーロッパイエコオロギが全滅? or 消滅?

フタホシコオロギ飼育で学んだのですが,エサ皿の大きさというか,高さを工夫しないと,コオロギがエサエサを食べません。前足をよいしょとあげたときに,エサ皿の縁にかかって,エサ皿の中に侵入できるくらいがちょうど良いみたいです。

もしかして,浅皿をつかえば,エンゼルフロートも食べたのか?

カブクワゼリーも同様か?

こんど,試してみよう。

子イモリ水槽では,いままで,ヨーグルトの空き容器にテトラフィンを入れていましたが,不人気だったのは,そのせいかもしれません。SSサイズに見合ったエサ皿を作るのは面倒なので,底床の上に直接,少量のテトラフィンをバラ撒くことにしました。

ということで,ヨーグルトの空き容器は撤去。この容器の周りがコオロギたちのたまり場になっていたんだよね。隙間は隠れ家になっておりました。

隠れ家がなくなったら,全員食べられちゃうかな?

でも,水ゴケの中に幼体たちが潜む関係で,水ゴケの中はまるでアリの巣のようにトンネルが迷路のように張り巡らされています。そのトンネルの中をコオロギたちが闊歩していたりするので,食べつくすのは難しいでしょう。

食べさせる目的で導入したのに,食べ尽くされるのを心配するなんて,ナンセンスな話なのですね。

実は,フタホシコオロギをイエコオロギでリプレースすることを考えているんです。SSサイズ購入後,1週間経過したわけなので,コオロギたちはその分成長しています。一方,フタホシコオロギには産卵はさせたものの,未だ孵化に至っていません。つまり,イエコオロギたちのほうが,成長が何週間も先行しているわけです。次の種親を卵から育て上げるより,遥かに手っ取り早い。それに,ピンヘッドはまだお世話したことがないので,無事に大きくさせられるか自信がないんですよね。

ヨーグルトの空き容器は撤去したら,ぱっと見てコオロギたちがいないんですよ。夜中に食べられた?コオロギは確実に減ってきていますが,捕食シーンを見ていないので,確実に食べたかどうか判らないのです。

夜中になると,水ゴケから幼体たちが這い出してきますが,全員はいないみたい。もしかして,水ゴケの中で仏になっている子もいるかも・・・

2014年9月25日木曜日

17号も上陸

昨夜はカメラに驚いて水中に避難した17号ですが,今朝の観察ではご覧のとおり。

いちおう,隠れているつもりのよう。

菜箸でつまんで,先に上陸した兄弟達のもとへ。不思議と皆さん,おとなしく菜箸につままれてくれます。

現在,上陸飼育が15匹,水中飼育が3匹,突然死1匹,脱走乾燥死1匹です。ベビーイモリ水槽は,だいぶ閑散としてきました。

2014年9月24日水曜日

上陸16号,17号(候補)

実は昨夕,ベビーイモリ水槽でエラが小さくなっている子2匹を捕獲し,上陸準備プラケに移動させておきました。約24時間経過したので,確認してみました。

まだエラが見えますが,上陸16号です。

カメラに驚いて,水の中に逃げてしまった上陸17号候補です。

16号はヨーロッパイエコオロギが闊歩する上陸飼育環境へ移動しました。17号は明日には移動可能になるでしょう。

さて,ピンヘッド生産用のフタホシコオロギですが,ポロポロと仏さんになっています。成体なので,寿命がきた,店のストック状態でダメージがたまった等が原因でしょう。エサくいは非常にいいですね。ただ,何でも食べると聞いた割には偏食です。

エンゼルフロート(キンギョのエサ) ⇒ たべない
テトラフィン ⇒ 暴食
カブクワゼリー ⇒ たべない

飲み水兼産卵床として,湿らせた赤球土,トイレットペーパーをカップにいれているので,水分不足ということはないはず。

そういえば,エサとして投入しているヨーロッパイエコオロギもテトラフィンが大好きですね。ダイソーのメダカのエサはたべなかった。大人気だな,テトラフィン。

フタホシコオロギたちの種親としての寿命が気がかりです。産卵床を1つから2つに増やし,放置期間を2日から1日に短縮して,出来るだけ沢山の卵をゲットしようと思います。まだ,孵化させた実績もないので,うまくいくか心配です。

2014年9月23日火曜日

コオロギ生産計画

フタホシコオロギですが,めっちゃ五月蝿いです。
鳴き方は風情がないし,音量もハンパない。

これでは,家族の理解が得られそうにありません。家内と娘達は2階で寝るので問題ないと思いますが,1階で寝泊りする嫁母に申し訳ない。

プラケの外側をダンボール箱で覆う等の遮蔽策も考えましたが,スペースがかさばるし,対して消音効果がなさそうです。やっぱり,音源に対策をせねばということで・・・

オスの羽根をハサミでカットしました!

しかし,当然ながら必死になって抵抗するので,根元の1/3くらいは羽根を残すことに。これでも,まっ,いいか。と思っていたのですが,甘かった。

やつら,こんなんなっても鳴くんですヨ!

当然,音量はかなり落ちたので,シゲルの部屋のドアを開けっ放しでも問題ないレベルに落ち着きましたが。

とりあえず,当面はこのまま運用しよう。

今回,雌雄を選別しながら,羽根をカットする作業をおこなったわけですが,雌雄割合はだいたい半々でした。♀20匹くらい,♂20匹くらい。たぶん,♂は3~4匹もいれば十分なのでしょうが,購入時に成体になっているので,運が悪いと♂が早死にして♀だけ残る可能性があります。この場合,卵を産まなくなってしまうので,困ります。とりあえず今回は,♂もこのままキープすることにしました。次世代を育成する際は,成長過程で♂は撥ねてしまい,親イモリの餌にしようと思います。

さて,子イモリの餌の生産計画ですが,当面は毎日産卵床を回収し,たくさんのピンヘッドを得ようと思います。いちいち育てずに,がんがん孵化させてがんがん食べてもらいましょう。消費率がわかってくれば,生産量もコントロールできるでしょう。

ただ,購入したコオロギたちは成体なので,即戦力としては頼もしいのですが,残りの寿命が少ないことが心配です。次世代の種親を育成し,永続的につないでいく必要があります。そこで,コオロギのライフサイクルを孵化待ち1週間,幼生期間が5週間,成体期間を4週間として,生産計画を立ててみました。




2週間毎に次世代のコオロギを育てていきます。2週間おきとすることで,失敗があっても種親を絶やさないようにできるでしょう。各ロットで♀10匹,♂2匹もいれば十分でしょう。孵化後2週間では雌雄判別は難しいでしょうから,成長をみながら♂を間引く必要があるわけです。

上記は現段階では机上計画なので,実際に試行して修正しつつ進めていこうと思います。

さて,子イモリ水槽のイエコですが,もう5日間も生きています。水ゴケから水分を補給できているのでしょう。エサもたべてくれているといいのですが。

最大の問題は,子イモリが食べているか否かです。減っているような気はするのですが,肝心の捕食シーンを観察できていないので不安です。

当事者たちは夜行性なので,夜中にストロボを使って撮影してみました。

午前5時12分,全員ではないですが,表にでてきています。

右側がドライエリア,左側がウエットエリアです。子イモリの居心地を考え,水ゴケを増量してあります。昼間は,この中に殆ど全員がもぐりこんでしまいます。そのまま仏さんになっている子がいないといいんですが。

ヨーグルトカップの中には,コオロギのエサを入れています。つるつるしてエサまでたどり着けないと思うので,ウールで橋をかけてます。

水ゴケとプラケの間に水滴がうっすらついているので,水ゴケの中は湿度100%ですね。ここにもぐりこめば,乾燥から身を守ることが出来ます。水ゴケには時々水分を補給しています。この飼育方法だと,子イモリと餌コオロギを共存させられますが,飼育者がおきている時間帯に子イモリを見ることができないのが残念です。半水半陸にしてしまえばよいのですが,そうすると餌コオロギが溺れてしまいますからね。

2014年9月21日日曜日

食料の生産計画,そして上陸15号

本日は,娘の(東部BC級)水泳大会で富士市営プールに行ってきました。子供の成長は早いなぁ。いつの間にか,県大会で背泳ぎ6位とってくるし。父ちゃん,嬉しいヨ。

さて,富士市のジャンボエンチョーのペットコーナーは爬虫類が充実していると同僚から聞いていたので,ついでに足を運んできました。皆さんのブログでしか見たことのないような爬虫類がいっぱいいました。田舎のホームセンターなのに,すげえよ,ジャンボエンチョー!

生き物を売っているということは,当然,そのエサも売っているわけでして・・・

買ってきましたヨ! フタホシコオロギ!

親サイズです。40匹で600円。高いなー。こんなものか?

親サイズだと,もう寿命間近かもしれないけど,その下のサイズだと,産卵できるようになるまで,成長を待たなければなりません。シゲルが必要としているのは,即戦力なんです。本当は,ヨーロッパイエコオロギが欲しかったのですが,置いてありませんでした。ミルワームやレッドローチもいましたが,ちょっとね・・・

ケースは,衣装ケースも考えたのですが,とりあえずプラケにしました。幅37cmあるので,結構大きめだとおもいます。そのうち,極小おコオロギがスリットから脱走しないように,工作が必要になるかもしれませんが,とりあえず,これを使います。

なぜ,インコの写真がはってあるのだろう?

その他に必要なグッズも購入しました。給水BOXを作るためのタッパと,エサ,産卵床を作るためのプラカップです。

テトラフィンは,使い残しのキンギョのエサの次に使う予定。

追加でダイソーで購入したプラケと,ウール,キャットフード。キャットフードはたんぱく質が豊富で,コオロギのエサとしても優れているとどこかで読みました。

ペットショップのキャットフードは多すぎるので,ダイソーで購入しました。

先人のマネをして,給水BOXを作ってみました。うーん,いまいち。

あんまり,水を吸い上げません。
機能するか疑わしいので,ヨーグルトの空き容器に,ウールをつめて予備の給水容器も置くことにします。


昔,キンギョを買っていたときのあまりもの。浮上性なので,レッドビーシュリンプは食べてくれない。ウチの親イモリも食べてくれないので,コオロギが食べてくれると助かります。

実は,キムチの空き容器にいれています。

給餌BOXは,いつものヨーグルトの空き容器を使います。

実は,すぐに使いにくいことが判明します。

足場に,タマゴのパックも購入しました。こんなのも売っているなんて,思いませんでした。

マルのままでは大きすぎます。

テキトーにハサミでカットしました。
実は,多すぎました。

ヨーグルトカップの使い勝手がいまいちだったので,タマゴの容器を皿代わりにしました。

おー,食べてる! 食べてる!

給水BOXバージョン2です。水を飲んでいるコオロギもいますが,その脇で産卵管を突き刺しているメスがいます。うぁっ!ヤメロ!

産卵床はこれでもいいのかもしれない。

これが,本命の産卵床です。さあ,いっぱいタマゴを産むんだぞ!

赤玉土に霧吹きで水を追加しました。

最終的なコオロギ飼育箱はこんな感じになりました。うーん,やっぱり衣装ケースにしておけばよかったかもしれない。オレのことだ,そのうちバージョンアップしそうだ。

いやあ,泣き声がうるさいです!!!!

ほんと,めっちゃうるさいです。家族から苦情がこないか,とても心配です。とりあえず,パパの部屋の扉は閉めておきます。

上陸準備プラケに収容した上陸15号候補は,みごと変態を済ませていました。まだ,ちょっとエラがのこっているけどね。立派に肺呼吸しているようです。もう,この子は陸上飼育環境に移動させても大丈夫でしょう。


いつものマクロレンズではなく,標準ズームで撮影しました。

だんだんエスカレートしてきていますな。まずいな,こりゃ(笑)。

これにて,上陸環境に13匹,水中飼育が5匹,死亡2匹(脱走1,突然死1)となりました。


上陸13号,14号,そして15号候補

昨夜移動した上陸13号候補,14号候補,陸に上がりました。「候補」がとれました。

でも,カメラを向けると驚いて水の中に逃げようとします。でも,浮いちゃうみたい。

横からストロボ

上からストロボ

どっちもいい感じに太っています。さっそく,上陸環境に移しました。
さて,ベビー水槽のほうを観察すると,首に脱皮の皮を引っ掛けた子が1匹います。エラも小さくなっています。上陸15号候補として,上陸準備プラケに移動です。この子は体長58mmと,我が家の子イモリの中ではおそらく最大サイズです。先人のレポートを拝見しますと,3cm程度で上陸している方が多いので,かなり大きめといえるでしょう。

ガラス面が汚いなぁ

これにて,上陸環境に12匹,準備環境に1匹,水中飼育が5匹,死亡2匹となりました。

2014年9月20日土曜日

上陸13号候補,14号候補

ベビー水槽を観察すると,エラが小さくなった子が2匹いました。もう少しほうっておいても良かったのですが,明日は早朝から出かけるので,安全策ってことで上陸準備プラケに移し替えました。


水面に反射しちゃって,見難いかな?

ただいま,上陸10,上陸準備2,水中6,死亡2。

夜行性

夜中に目が覚めたので,子イモリたちのプラケをそっとのぞいてみると・・・

なんと,水ゴケの隠れ家(?)から,おそとに這い出して,何やら活動しています。

ヘタレじゃなかったんだね。

なにか光ったぞ! 逃げろ!

写真は適正露出が出ていますが,実は肉眼では何も見えないほど暗いんです。赤外線のAF補助光を照射してピントを合わせ,ストロボコマンダーでワイヤレス制御でバウンス光を当てています。レンズは,てきとーな方向を向けての撮影です。最初に発見したときは,もっと水ゴケの真ん中のほうに出てきてくれていました。


また兄弟でダンゴになろうとします。

驚かせてゴメンよぉ。

常に水ゴケの中に隠れているわけではないことが判ったのは収穫です。ですが,仮に夜中にコオロギを捕食しているとしても,確認できません。コオロギの数で判断するしかないのか・・・

食べてくれているといいのですが。

とりあえず,スタミナをつけさせてから乾燥フードへの餌付けを再開しようと思います。置きエサも日中は必要なくて,夜間だけでよいのかもしれません。

もしくは,ダンボールかなにかでカバーを作って,暗くしてあげたほうが安心するのかな?

イモリの幼体って,なんともいえない可愛らしさがありますね。

2014年9月19日金曜日

上陸12号

上陸12号,「候補」がとれました。体長57ミリとなかなか立派な体躯をしております。

水作エイトSの上で一休み。

移動させました。水ゴケにもぐりこんでいるヘタレの兄弟達をよそに,プラケの中を探検します。ただ単に出口を探しているのかもしれませんが。

いい感じで太っていますね。

コレだけ太っていれば,しばらく安心。

コオロギは減っているのかどうか,いまいち判らないです。この子はまだ,コオロギに興味を示さないようです。どの子でもいいので,早く捕食シーンを見せて,飼い主を安心させて欲しいな。

現在,上陸環境に10匹,水中飼育が8匹,死亡2匹(死因不明1,脱走乾燥死1)。

2014年9月18日木曜日

上陸候補12号とヨーロッパイエコオロギ導入

朝起きて水槽を確認すると,ベビーイモリの水槽がなんだか騒がしい。変態間近のベビー(?)が1匹,妙にそわそわしています。なんだか,他の子たちは迷惑そうです。

ということで,上陸準備のために隔離しました。この子,6cm近くに成長しています。

でかいです。

仕事を終えて帰ってきました。陸地にいたようですが,驚いてまた水の中へ。

今晩あたりに変態を起しそうです。

そして,親イモリ水槽にも変態を起したヤツがいます。そうです。エサのオタマがカエルになってしまいました。 捕まえて庭に放そうとしましたが,逃げるのがうまい。この水槽の全てを知り尽くしています。さすがだな。食欲旺盛なイモリ3匹から逃げ切っただけのことはあります。

何カエルなんでしょう?

正面から,こんにちは。


さて,懸案の子イモリ水槽ですが,点呼したら全員無事でした。もしかして,置きエサにした活きイトメを少しは食べてくれたのでしょうか? 減っているような?減っていないような?

秘密兵器のヨーロッパイエコオロギ・SSサイズ・1グラムが届いたので,早速投入します。思っていたより,サイズが大きいです。ウチの子イモリは小さめの子でも4cmは楽勝でオーバーしているので,何とか食べられそう。問題は,コオロギの動きについていけるかです。コオロギのエサに,あまりモノのメダカのエサをヨーグルトカップに入れておいておきます。すると,早速群がっています。これくらの逞しさを子イモリも見せて欲しいな。


思っていたより,でかい。

子イモリたちですが,ヘタレです。のそのそとプラケの隅っこいったかと思うと,水ゴケの中にもぐりこみ,兄弟全員でダンゴになりました。そのあと,1匹,また1匹と探検に出かけました。積極性に差が出てきています。下の写真は,その中でもさらにヘタレの子たち。


コオロギは怖くないんだよー。

まだ,相手がエサだとわかっていないようです。コオロギに顔に乗られています。完全にナメられていますね。早く,肉食動物としての本領を見せてもらいたい。

とにかく,がんばれ。