2014年11月1日土曜日

全員点呼~コオロギ産卵チーム確認

コオロギ投入数に比して生存数が明らかに少ない。コオロギの幼虫を餌として認識してくれたようです。よかったぁ。その証拠に,子イモリの常駐する水ゴケの上にはウンコがたくさん落ちています。その割に臭くないのは,コオロギの糞が少ないからでしょう。

水ゴケはコオロギの水のみ場でもあるし,しみこんだ水を子イモリ達は皮膚から吸収しています。水ゴケが余りに汚れると,両者ともにアンモニア中毒になってしまう危険があります。ウンコだらけというのは美観も悪いですし。

というわけで,週イチのお掃除を行いました。掃除の前に記念撮影。水ゴケは新品に交換しましょう。









お掃除で子イモリを移動する際,健康確認も兼ねて個別に写真を撮りました。個体識別はできませんが,ガリガリの個体がいるのではないかと心配でした。

撮影距離と焦点距離を合わせているので,だいたい大きさは写真の示す比例関係にあります。スリムな子もいますが,メタボになりつつある子もいるようです。どうやら,上陸幼体への餌付けは成功したようです。次の課題は,人工飼料への餌付けですね。

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上陸直後に突然死が1匹,脱走による干物化が1匹と2匹を失いましたが,その後は皆元気に成長してくれています。


さて,コオロギの産卵チームのほうですが,週イチのお掃除で個体数を確認したところ,♀10匹,♂2匹と予想以上に少なくなっていました。残骸から,この1週間はそれまでの1週間よりも死亡数が増えているようです。明日で成体購入後41日目ということを考えると,妥当な生存率なんでしょうね。♀より♂の寿命が短いというのは笑えます。♂はあと2匹。フタホシコオロギの第1産卵チームはそろそろ引退のようです。1回の交尾で精子を蓄えておいて,あとは産卵しまくるなんて都合のよい生き物だったら助かるんですけどね。

第2産卵チームのヨーロッパイエコオロギは,♀の産卵管を確認できました。あと1回脱皮すれば終齢になるかもしれません。なんとか,幼虫の生産を殆どストップさせずに運用できそうです。

第3産卵チームとして育成しているフタホシコオロギは,まだ3齢か4齢です。もう,成虫と一緒にしても大丈夫と判断し,プラケを1つに纏めました。隠れ家を沢山用意したので,大丈夫と期待したい。

第4産卵チーム以降はヨーロッパイエコオロギにしたいのですが,孵化子が得られるのは早くて3週間後。もう1回だけフタホシコオロギでチームを作るかどうか,思案のしどころです。

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