2014年10月30日木曜日

我が家流コオロギの自給について

武蔵野水族館の崩れさんからコメントを頂いたので,記事にしてみようと思います。
毎日,同じことの繰り返しなので,リズムが出来れくれば簡単に運用できます。

飼育生体
  アカハライモリ 生後約4ヶ月(上陸後1~1.5ヶ月)×18匹

フタホシコオロギ
  飼育開始時 ♂20匹+♀20匹  ⇒ 約50日経過 ⇒推定♂15匹+♀15匹

コオロギのエサ
  テトラフィンが大好評。1日1回。量はテキトウ。食べ残しはプラティにあげる。
  必ず,毎日お皿のエサは新しくする。

産卵床
  プリンカップ1個/2日,トイレットペーパー⇒霧吹き
  水のみ場を兼ねる。朝晩,スポイトで少々水をたらす。
  セット数を増やすと水分摂取でコオロギの代謝が良くなってエサ食いと産卵が促進。
  孵化まで25度で2週間ちょいかかる。需要>供給となって増産しようにも,成果は
  2週間後にしか現れないので,多めに産卵させて不要分は捨てるくらいの気持ちで。

幼体への給餌
  最初に多量のコオロギを投入すると,幼体がビビる。量を減らすか,孵化間近の
  産卵床をケージに直接投入し,ポロポロと幼体の目の前にコオロギが出現する
  ようにするとよいようだ。そうすると,幼体の性格にもよるが,産卵床にへばり
  ついて,孵化直後のコオロギをハンティングする者もいる。

  産卵床は,プラケにビニールかラップをかぶせ,輪ゴムで止めて密閉。水分を
  保持する。孵化したら,コオロギ幼虫用ストックケースに産卵床を菜箸でつまんで
  トントン・フリフリし,コオロギの幼虫を叩き落す。産卵床は,またプラケに戻し,
  次の日に孵化子がいたら,同様の作業を行う。孵化子が出なくなれば,廃棄する。
  ストックケースからケージへのコオロギの移動は,ストックケースを斜めに傾ける
  とよい。コオロギは勝手に歩いて,子イモリのケージに入る。このとき,100円
  ショップの絵筆で追い立てるとうまくいく。面白いからと,一度に多量のコオロギ
  を投入するのは禁物。イモリがビビってしまう。

コオロギケースの掃除
  週に1度。このとき,隠れ家に入れているトイレットロールの芯は全て廃棄する。
  ケース内のオブジェをコオロギをフリフリと排除しながら,取り出す。
  コオロギと糞だけになったら,ケースを傾けて,背の高いバケツに注ぐように
  持ち上げる。このとき,絵筆でコオロギを追い立てると,移動がはかどる。
  糞は廃棄。新規にトイレットロールの芯,エサ皿,産卵床(水のみ場)を配置。
  コオロギを投入。だいたい,10分くらいで完了。

次の種親候補
  我が家の環境は22~25度というところだがが,成虫になって,1ヶ月以上は生きて
  いるみたいだ。ということは,だいたい1ヶ月間隔で種親候補を育成していけば
  よいと思う。我が家の場合,最初に買ったイエコの生存者を次の種親にしよう
  と考えていて,育成中。だいぶ大きくなりましたが,まだ雌雄判別はできない
  ので,成虫まで2~3回は脱皮が必要な感じでしょうか。イエコの産卵はまだまだ先
  なので,3代目の種親を育成しておかないとループが断ち切れてしまうということで,
  フタホシの幼虫を40匹~50匹育成中。おそらく,3齢くらいだと思う。
  この項目は現在進行形なので,新しいことがわかったら,新たに記事を興そうと
  思う。

という感じで運用しています。

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