2014年11月7日金曜日

幼体飼育環境

さきほど,綺麗にセットアップしました。

プラケで幼体を18匹飼育しています。底床材は用いずに,ウエットエリアとして水ゴケをひと握り入れています。子イモリ達はいつもこの上に乗っかっているか,半分くらい潜り込んでいることが多いです。プラの平面より,天然素材のほうが好きなんでしょう。そりゃー,人間だってコンクリートむき出しより,畳やお布団のほうが好きですからね。飲み水は用意していませんが,浸透圧によって水ゴケから湿気を取り込むみたいです。ただ,これで十分なのか否か,足りているかどうか不安になります。水ゴケエリアも,水分少な目と大目の2か所を設けて,どちらが好みか選ばせるといいかもしれません。今度,試してみようと思います。

水ゴケには,コオロギの幼虫たちが水分補給にやってきます。そして,子イモリ達に捕食されてしまいます。ですので,わざわざ,ドライエリアに積極的に狩りにいくことは少ないようです。じっと静止したまま,不用意に口元に近づいたコオロギが食べられています。また,狙いを定めたコオロギに接近するときも,非常にゆっくり接近します。決してダッシュはしませんね。ロックオン後は,ものすごい素早さで襲い掛かります。人間の動体視力では,「いま食べた」というくらいしか認識できません。顎でかみついているのか,舌を伸ばして粘着力で捕えるのか,スロー再生でもしないとわからないレベルです。静から動への変化は一瞬ですが,これだけの瞬発力を発揮するには,相当な筋力が必要でしょうね。コオロギばらまき飼育は,子イモリの運動不足解消と,筋トレによいのではないでしょうか?

この水ゴケですが,難点があります。周辺部も含めて●だらけになってしまいます。見た目が汚いですし,飼育者はすでに鼻が麻庫している可能性がありますが,部屋が臭くなりそう。悪臭問題はこの趣味の存続問題にかかわる重大問題なので,放置するわけにはいきません。現状では,1週間ごとに予備のプラケに同じ環境をセットして,全生体を移動させています。だいたい,金曜の夜に一杯やりながらの作業となります。このとき,子イモリの各個体の健康チェックができるのはよいのですが,はっきり言って面倒です。レッドビーシュリンプの水槽を大小14個稼働させていますが,全て業務用フロア1機のエアリフトで濾過を賄い,換水が必要ないレベルに給餌量を抑えているので,メンテとしては,2週に1度の足し水,数か月に1度のフィルター目詰まりチェックくらいです。一般的な熱帯魚飼育に比較して,本当に手間いらずです。これに比べると,子イモリやコオロギはお世話に手間がかかりますね。コオロギのほうはエサの交換を数日に1回,水の補給を1日1回まで簡素化しましたが,週1回の掃除をサボると悪臭問題が気になります。

話を水ゴケについた●に戻しますが,自動的に●が分解される仕組を構築できれば,御世話が格段に楽になります。自然の生態系に学ぶしか方法はなさそうです。水中飼育に移行してしまえば,ろ過装置が使えるので格段に楽になるのですけどね。当分先の話です。

そうそう,温度管理なんですが,シゲル部屋はタイマーで17~24時の間が水槽の照明がONになります。コレを書いている21時現在,照明の熱で室温は24度まで上昇します。消灯時は21度まで下がります。9月末からこっちはエアコンオフです。エビ水槽の為にエアコンを入れるのは,来月までのばそうと思います。

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