2014年11月5日水曜日

第4産卵チーム結成

第1産卵チームのフタホシコオロギたち,今週中には全ての♂が老衰で死亡の見込みです。本日,鳴いているオスはいません。もしかしたら,既に♀しかいない可能性もあります。第2産卵チームのヨーロッパイエコオロギはまだ終齢に達していません。しばらく,幼虫のムダ使いが出ないようにい丁寧に扱う必要があります。

第3産卵チームのフタホシコオロギはまだ体長8mmほど。第4産卵チームはヨーロッパイエコオロギで結成したかったのですが,まだ無理そう。仕方がないので,第4産卵チームもフタホシコオロギで結成することにしました。

1齢幼虫,いわゆるピンヘッドです。周りの粉末はエサです。

実はこの写真,特殊なマクロレンズを使っていて,ノートリミングです。拡大率は4.9倍です。つまり,1.0mmの物体が,イメージセンサー上に占める長さが4.9mmになります。接写リングを使うことで,さらに12倍まで拡大率を上げられますが,コオロギをファインダー中心に捕らえることがとても難しくなります。

画像から逆算すると,頭の先からお尻の先まで2.6mmですね。終齢で26mmまで成長すると仮定すると,体積にして1000倍は大きくなるのですね。すごいな。

こんな孵化子を40匹選抜しました。5mmくらいになったら,隠れ場所があれば大きいコオロギと同居させても食べられる可能性は少なくなるらしいです。それまでは,大体3週間くらい,小さなプラケで育てます。

4 件のコメント:

  1. 小生もマクロレンズを持っていますが、ここまで出来るのか…
    「特殊」じゃないかもしれますが、このレベルに近づくべく勉強してみることにします。
    それにしても、フタホシ一齢幼虫ってコオロギらしく見えません。色は違えどシロアリとかガロアムシっぽいような気が…

    そういえば、先日のガサガサでマタゴロウムシも捕まえましたが、娘たちが「キャーキャー」でなくて「ギャアギャア」と叫んで逃げるのも納得な攻撃的外観。
    「何かの餌に持ち帰るかな」
    と一瞬思いましたが、
    「何かが餌になってしまうかも」
    と諦めてリリースすることに致しました。

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    1. この撮影に使った機材,カメラネタとして記事にしちゃいました。
      マタゴロウムシ? ⇒Google ⇒うぎゃー。アレかぁ。
      こりゃあ,お嬢さんたち大喜びじゃなかった,ビックリしますがな。
      ガサガサも子供の情操教育になりますね。見習わなくては!

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  2. これ「疳の虫」の薬にされてたんですよねぇ<マタゴロウムシ
    たしかにこんなの食わされたら癇癪起こす気力がなくなるかも(笑

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    1. えっ! これを食う?
      昔のヒトは何を考えて・・・
      まぁ,タコだってヨーロッパ人から見たら異質は食い物
      ですし,東南アジアのひとなんかイモムシ食いますからねぇ。

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