2014年11月29日土曜日

イエコが一日中鳴いている

昨夜,コオロギの飼育ケースの定期メンテナンスをしました。
う○この量が1週間前のメンテの3倍くらい多い!
これは,コオロギの活性が上がったとか,急に成長した証拠です。

11/20あたりから,コオロギの飼育ケースをエアコンの風が当たりやすいところに置くようにしました。設定温度は20度ですが,風が直撃するケースの内側の温度は最低25度,最高26度,いい塩梅です。設置場所をかえる前は20度くらいだったので,コオロギ達はビックリしていることでしょう。この1週間のエサ食い,成長がよくなったのはモロに温度のせいだとわかります。これまでの経験では,平均27度になるとさらに非線形的にコオロギの調子がよくなることがわかっています。外気が冷え込むとエアコンは室温が20度になるようにより頑張り,風が直撃するコオロギの飼育ケースはもっと温度が上がる仕組みです。温度の上がりすぎに注意しつつ,更なる活性UPに期待したいところです。

第3産卵チームのうち,成長が速い個体は終齢の1つ前まできているようで,2週間くらい後には産卵ラッシュが望めそうになってきました。

現在,孵化子が少なくて子イモリはひもじい思いをしているかもしれませんが,2週間後には状況が劇的に改善できそうです。

いまは,イエコが大人になったことが嬉しいので鳴き声も楽しめていますが,そのうちに大合唱になって五月蝿く感じることでしょう。そうしたら,また羽根をカットするしかないのかな。でも,鳴き声はフタホシより上品な感じもするんですよね。これって,見た目の先入観でしょうかね。

イエコ,ジャンプ力が強いので捕獲に手間取って管理がイヤになるかと思いましたが,プラケの角に集めて予備のケースに流し込むように移動させれば手間がかかりませんね。見た目も可愛らしいです。いまはフタホシも混ぜて産卵チームが途切れないように構成していますが,そのうちイエコのみにリプレースしたいです。やっぱり,フタホシは見た目がGなので。

2014年11月23日日曜日

はじめての「豚レバー」

子イモリの主食たるコオロギ幼虫の生産量が落ち込んでいるので,つなぎとして,豚レバーを試してみました。

食べるかなぁ?

フリフリしたけど,誰も食べない。しょうがないから置きえさにした。

結局,半日たっても誰も食べないし,腐敗臭がし始めたので,廃棄しました。


しょうがねぇ。こいつらなら食うだろ?

ごめん。でかすぎた。飲み込めないよね?

これなら,食べやすいだろ?

ウチのボス=姐さん  クンクンするけど,エサだと判らないみたい。

No.2のママイモリはバクバクいきましたヨ。

うんまー。

姐さんは徘徊中。エサだとわからないみたい。

ママイモリ:「おかわりドコー?」

左=姐さん,右=ママイモリ  珍しいツーショット

姐さん,どうして目の前のレバーがわかんないの?

いや,カメラ目線している場合じゃないっしょ?

そわそわしているのは,臭いで食い物があることがわかっているんだよね?

いつもは姐さんにエサを持っていかれるけど,今日はママイモリの独壇場。食いまくります。

姐さん:「くいもん,どこよぉ?」

姐さん:「みーっけ」

♂も食い物のにおいに気がついたぞ。(さっきまで,水上にいたのでわからなかったみたい)

姐さんが息継ぎに水面に向かいます。それにしてもデブだなぁ。

ママイモリも息継ぎに水面に向かいます。十分にデブです。

♂:「メシはどこだ?」

♂:「うんまー」


子イモリたち,いまのところコオロギの幼虫と乾燥アカムシしか食べてくれません。配合フードへの餌付けはまだまだかかりそうですね。

2014年11月21日金曜日

イエコが成虫になったぞーい

週末のメンテナンスを行いました。フタホシの死骸が目立ちました。♀が3匹生き残っていますが,♂がいないので産卵は望めません。次のメンテナンスのときには,第1産卵チームのメンバーは全ていなくなるでしょう。皆さん,お疲れ様でした。

さて,第2産卵チームのイエコ,ようやく成虫が現れ始めました。いやー,長かった。

真ん中の子は♂ですな

真ん中の子は♀ですな

まだ,♂の鳴き声が聞こえないのはなぜだろう?

とにかく,卵うんでくれー!!

2014年11月20日木曜日

本日はまとまったお食事を

ここのところ,ゼロではないにしろ,孵化子が少なくて沢山あげることができないでいました。本日はたまたま多めに孵化子がとれました。といっても,過去のピークに比べれば数分の1ですけどね。

いやあ,コオロギの孵化子をいれたとたん,みなさんヤル気がでてきたみたいですヨ。あちこちでパクパク始まりました。

今現在,♂の鳴き声は聞こえません。第1産卵チームのうち,♂は全て寿命を迎えたようです。いまはなんとか少ないながらも孵化子を得ていますが,現在産卵がないということは,2~3週間後が厳しくなりそうです。もうすぐ第2産卵チームがたちあがるはずなんですけどね。ここを凌いでしまえば,産卵チームを連続させられそうですが,どうしよう。

いま,コオロギの飼育ケースを床にじかに置いています。温度計は21度。一方,メタルラック最上段,しかもエアコンの風が当たりやすいところの温度計は25度。なんと4度も差があります。コオロギの代謝に対し,この4度差は大きい。置き場所変更で飼育温度を高めて,成長促進を狙ってみます。

その間,産卵床は低温ぎみに管理して,孵化子を長期間得られるようにしよう。イエコの♂の鳴き声が聞こえ始めたら,産卵床を回収して温度を高めに管理しよう。こうすれば,谷間を短くできるはず。

コオロギは,25~27度の2度くらいの間で,活性がグンと非線形に変化するように思います。温度高めにすると,ものすごくエサ食いよくなりますね。その分,寿命も短くなりそうですけど。

いまはとにかく,第2産卵チームを立ち上げねばならんのです。


鼻にのっかられると,捕食できないみたい

ロックオン?

左の子は咀嚼中なんです

2014年11月16日日曜日

週末の定期メンテナンス

子イモリ飼育ケースとコオロギ飼育ケースのの定期メンテナンスを行いました。

①子イモリ飼育ケース
 う○こが多いですね。コオロギの幼虫を食べまくっている証拠です。ナイス! 新しい飼育ケースに子イモリとコオロギを全て移動させます。本日は,子イモリ全員の体長を計測しました。

 最小個体   44mm
 最大個体   64mm
 全員の平均  54mm

産卵が7月はじめだったので,生後4ヶ月半で64mmは立派なんじゃないかな?44mmの子と64mmの子を並べると,ずいぶん体格差がありますね。体形が相似と仮定すると,体重は3倍違うことになります。実際は,64mmの子は肥満気味で,44mmの子はスリムなので,3倍どころの差ではないでしょう。エサが不足したら,44mmの子は食べられてしまうかもしれませんね。注意が必要です。

移動させたコオロギの幼虫も相当なものですが,投入した数に比して過小です。見ていないところで,子イモリたちが食べているのでしょう。もしかしたら,コオロギ同士の共食いもあるかもしれませんが,そこまで管理しきれません。そーいえば,やたら成長のよいコオロギがいたけど,そういうこと? 子イモリが食べられないほどのサイズに成長したコオロギは,コオロギ飼育ケースに移動させました。生存テストに合格ってやつですかね。それに,成長速度の速い個体を選別したことになるので,終齢までもりもり成長してくれるでしょう。

中途半端に大きくなっているコオロギは速やかに捕食されて欲しいので,コオロギタワーを一時的にしまいました。他に隠れ家になってしまう水ゴケも子イモリの隠れ家の規模から,座布団の規模に縮小しました。これで,ウロウロしているコオロギを捕食しやすくします。

朝の観察では,水ゴケに隠れこんでいるコオロギも沢山いるようですが,全体的に数が減っている気がします。狙い通りですな。

左の子がコオロギを狙っています。

ロックオンしたのかな?

そぉーっと接近します。

ダッシュと同時にジャンプで逃げられた。残念。

ヘタだねー(笑)。だからスリムなのか?


②コオロギ飼育ケース
 フタホシコオロギの♂は1匹,♀は6匹。もう,♂の鳴き声は聞きません。産卵活動もなさそうです。産卵床はただの水のみ場になってしまっています。あれ?フタホシの亡骸の数と,死亡数があいません。こいつら,亡骸を食べていますね。まー,いいんですけどね。エンゼルフロートとキャットフードの混合飼料もモリモリ食べてくれているので,エサ代がさしてかからずに助かります。

イエコも大きくなってきました。はやく終齢になって産卵を始めてほしいものです。
子イモリたちの捕食量が増えてきているみたいなので,孵化子がたくさん欲しいのですが,いまは生産量が下降というか,新規生産は停止してしまったようなんですよね。

幸い,乾燥アカムシをこっそり食べているようなので,餓死の心配はすくないです。合成飼料への餌付けにチャレンジしてみてもよいかもしれませんね。

2014年11月12日水曜日

産卵床の管理

本日もコオロギネタでいきます。

ここのところ,産卵床の管理をさぼりまくり,プリンカップ1個を週の半分入れっぱなしにしています。親コオロギたちが40匹もいた頃は,せっかく産み付けられた卵が食べられてしまわないように,せっせと毎日回収していましたが。でも,最近は成体は♀10匹以下,♂2匹というところまで減少しています。産み付けるヤツも食べるヤツも少ないってことで,ズボラ管理に移行したわけです。ただ,産卵床は水分補給の場でもあるので,水だけは毎日スポイトで追加していました。

右が使用前,左が使用後です。

ずいぶん汚れてしまい増すなぁ。

これ,材料はトイレットペーパーです。メリットの1つは廃棄のしやすさ。

そして,メリットの2つめが,移し替えのしやすさです。こんな風に,プラケに移し替えて,孵化までの2週間をねかせておきます。ソイル系だと,移し替えは難しいです。

当然ですが,卵を産みつけたほうを上に向けます。

このままだと乾燥してしまうので,ビニール袋と輪ゴムで空気の出入りを遮断します。

う○こが混入しても気にしない。

2~3日経過して,プラケ内の表面にうっすらと水分が付着しないようなら,水分が不足しているので,霧吹きを行います。反対に水滴が沢山つくようであれば水分過剰なので,ティッシュを数枚入れます。こうして25度で2週間ほど待つとウジャーっと孵化します。

孵化子の回収は毎日,孵化子が得られなくなるまで続けます。セットしていた期間にもよりますが,だいたい,3~4日は孵化子が出てきます。いらなくなった産卵床はトイレに流します。ここ重要。ゴミ箱に捨てる場合は,フタに使ったビニール袋にいれて,きっちり結んで捨てましょう。ここ重要

産卵床のう○こ,どうやら孵化子の最初のお食事になるようです。まぁ,消化しやすいし,栄養満点なのはわかりますが,きっと雑菌だらけでしょうね。

さて,産卵チームにあげている特製配合飼料,いやー,あんなに沢山作っておいて,コオロギが食べてくれなかったら,どうしようかと思ったんですが,よく食べているようですよ。

ここにもう○こかよ!

お代わりどうぞ。

食べてくれて,よかった!よかった!

もう,超高級配合飼料のテトラフィンはコオロギさんにはあげませんよっと。

2014年11月10日月曜日

コオロギの生産調整は難しい(虫グロ注意)

本日のネタ,虫グロ注意です。もうすぐ,第1産卵チームのフタホシコオロギたちは♂が天寿を全うするため,生存している♀も卵を産まなくなると思われます。第2産卵チームのヨーロッパイエコオロギたちはまだ成虫になっていないので,幼虫の生産が途絶える期間が出てしまいます。とは言うものの,本日の孵化子は約2週間前に産卵されたものなので,結構な数がいます。















































いったい何匹いるんだぁ?

角によせると凄いボリューム感だ

いれときゃ食うだろっ?ってことで,子イモリのケースに投入。子イモリ達はパニックにはなっていない様子。いやー,精神的に鍛えられましたな(笑)。

2014年11月9日日曜日

コオロギの捕食率向上をめざして

子イモリ周辺のコオロギの密度を下げてやらないと,子イモリがビビってしまってしまい,切ないようでしたので,ティッシュを剥がしたものを適度に軽く丸めたものをコオロギの隠れ家として入れています。ですが,このティッシュの中の居心地がよいのか,コオロギがすくすく成長してしまっています。

肉眼のダイナミックレンジだと,中にいるコオロギの大きさもわかるんですが・・・

後ろから光をあててみた。
中には大きく成長したコオロギが見えます。この丸めたティッシュのそばが,子イモリたちの狩場になっているようで,そこに集まってきています。

あ? 何か用?
子イモリたちはコオロギを食べて健康そうです。いまなら,少しくらい周辺のコオロギの密度が上がっても,ビビらないかもしれません。得体の知れないモノから,食べ物という認識に変わっているでしょうから。

コオロギ用のフードを食べて適度に大きく育ったコオロギは腹持ちがよさげなんですが,あんまり大きくなられても困りますな。ヤツらの顎は強力なので,子イモリが攻撃を受ける危険性があります。

そこで,コオロギの隠れ家の防御力と収容力を下げることにしました。切り欠きから,子イモリが侵入できるようにしてあります。

例によって,トイレットロールの芯です。

いやー。ワラワラとコオロギがでてきたよ。うわっ。でかいのもいるなー。なんだか,抜け殻に混じって死んでいるコオロギもいるなー。バラまいたエサや水場がどこだか判らなかったのかなー。プラケで産卵床を管理していた際に,湿気で溺死しかかっていたコオロギが死んじゃったのかなー。



このでかいコオロギ幼虫が,子イモリに食べられるギリギリサイズかなー。

新しい隠れ家を設置したぞ。ツインタワーだぞ。

jついでに,内部にコオロギのエサをばら撒いてみた。餓死するなよ。

さっそく,コオロギが集まりだしたぞ。

さっそく,子イモリ周辺にコオロギたちがウロウロしだしました。
早速,あちこちで狩りが始まりました。

パクっといきました。でも,ひと口でゴックンなので,写真だとわかりませんなー。

ロックオンしました。

これもひと口でごっくん。

じぃーっと見つめています。

パクっとな。このサイズが一番食べやすいのかな?

お。何か見つけたようだ。あれ?足元にコオロギの死体が・・・ 餓死? 水切れ?

なんだか逞しく成長してるなー。子イモリのお口に入るギリギリのサイズかなー。

(たぶん)エサを求めて徘徊中。

エサぁ?
コオロギに噛み付く瞬間を写真に撮りたいんですが,難しいなー。

しばらく,このまま運用してみようと思います。食べられずに大きくなってしまったコオロギは,産卵チームに回すとしますか。