2015年1月6日火曜日

マダライモリが脱走!

コオロギ食い放題にしているマダライモリですが,主食であるレプトミンも1日に1個与えています。給餌の際に数えてみると5匹しかいません。そういえば,昨日も5匹しかいなかったなー。

昨日はミズゴケの中に隠れているんだろうと思ったけれど,2日連続はあやしい。新たに購入したプラケはロックの爪が硬く,メンテしやすいように半ロック状態にしていたのがまずかったかもしれない。よく見ると,イモリの幼体がギリギリ通れる隙間がある。

ミズゴケの中を捜索したけど,いない。いたのはエサコオロギだけ。

逃げた?

もうひとつの可能性,食われた?

というのも,巨デブ化しつつある個体もおり,コイツならやりかねないと思う次第。でも,丸飲みしたんだったら,お腹がはちきれんばかりになっているはず。そこまでデブではないので,やはり食われたのではなく,逃げたらしい。

どいつがにげた? あれ? シンメトリーがいない。やっぱり,ヤツか。

逃げるなら,ヤツしかいないという予感はあったんだよなー。

最後に6匹揃っていることが確認できたのは1月3日。あれから3日経過している。いつ脱走したかはわからないけど,既に干物になっている可能性が高い。

新年そうそう,やっちまったかー。

とにかく,捜索すること1時間。この部屋では,かつてアカハラの成体1匹,幼体1匹が干物になっている。いずれも床のはじっこで干物になっていたので,とにかく物陰を重点的に捜索したけど,みつからない。

もうだめかもしれない。

まてよ。シンメトリーの気持ちになって,逃走ルートを想定してみよう。

マダライモリのプラケはエビ水槽(40cm×3個)の上においてある。一気に床にダイブしたのでなければ,慎重に床を目指したはず。その経路には,エビ水槽の蓋の切り欠き部分から水にアクセスできる。この部屋はエアコン管理なので,水槽が多い割には空気は乾いていて,イモリはすぐに水気が欲しくなるハズだ。

もしかしたら,水分をもとめて,エビ水槽にダイブしたかもしれない。

でも,それじゃあ,今頃は溺死⇒エビ葬だ。

エビ水槽の中には,それらしきものは見当たらず。

あれっ・・・ いた!

ヤラセではありません。実録です。それにしても,コオロギ食べて,いい感じの栄養状態ですね。

脱走から時間がさほどたっていなかったのか?

それともここは水分補給にちょうど良かったのか?

おいおい,そこに入るでない。


この直後に捕獲しました。

いつもは,イモリと人間の体温差を考慮して菜箸でつまみますが,今回は確実に捕獲する必要があったので,初めて手づかみしました。とても柔らかい生き物ですね。

いやー,無事でよかったヨ。

「きっちり蓋をはめましょう」ってことなんだけど,ロックのツメが硬いと,毎回それが面倒になっちゃうわけで。ツメを加工して,少しゆるくする必要があるようです。

使いにくい道具の継続使用は,再発につながりますからね。

4 件のコメント:

  1. マダラさん奇跡の生還…。3日経っても発見されて無事とは
    本当に良かったですね!

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    1. はい。見つけられたのは軌跡的だったと思います。あのままダイブしちゃったら溺死するでしょうし,あの場にとどまっていなかったら,干物になっていたでしょう。この脱走兵はなかなかの問題児なので,いっそう可愛く思えるようになりました。

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  2. よかったー! ←2ヶ月前にタイガーサラマンダーを脱走させた奴(無事保護)
    「干物」はアカハラとレッサーサイレンでやらかした苦い記憶があります。皮膚が粘膜だからすぐ埃に水分を吸われちゃうんですよね…
    日頃はそんな素振りを見せないのに僅かでも蓋を明けたら「脱走」する彼ら、よほど自由を愛するのかそれとも向こう見ずなだけなのか…

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    1. いやー,わたしも6畳に隔離されてトイレや冷蔵庫が備え付けだったとしても,扉が微妙に開いていたら探検したくなります。ヤツらもそんなレベルかも。でも,ヤツらは探検から自力で帰ってこないのが問題ですね。

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