2015年1月14日水曜日

孵化子の生産調整と次世代種親育成


クリスマスの頃から孵化子の生産がうまくいっています。いや,うまくいきすぎで,生産過剰です。目算ですが,需要の5~10倍は採れていると思います。生産量を上げるために,昨年末にコオロギの飼育ケースの置き場を,床に直置きからエアコンの暖かい風があたるところに移設したことで,種親の成長が促進されてどんどん成虫になりました。また,新陳代謝も活発で,エサをモリモリ食べて,卵をばんばん産んでくれています。

ただ,これには不安要素もあるのです。

種親のプラケの中のヨーロッパイエコオロギもフタホシコオロギも全員成虫になりました。新陳代謝が活発ということは,寿命が短くなるということです。産卵行動も寿命を短くするでしょう。ウチでは,孵化子をそのままエサに使うので,育成用にまわすコオロギは全て種親です。ですので,エサ用にSサイズやMサイズをキープする必要はありません。つまり,種親が足りないうちは超特急で成虫まで育ってもらって,成虫になったら鈍行で細く長く運用したいのです。我儘ですね。

また,次の産卵チームの育成ということで,クリスマスの頃の孵化子を数十匹,専用に育成しています。もう少し大きくなったら種親のプラケに合流させますが,この孵化子は全部ヨーロッパイエコオロギなんです。つまり,成長が遅い。彼らが産卵可能になるまで,いまの種親の寿命が尽きてしまうかもしれません。

これらの,孵化子の生産調整と,次の種親の育成問題をどう解決するか?

今回の施策は以下です。

①種親のプラケを再び床に直置きにする(25度⇒19度)。
 これで代謝を低下させます。産卵も少なくなる⇒孵化子の生産調整ができる。(実は正月に実行済み)

②次の種親候補をエアコンの風のあたる暖かいところで,急ピッチで育成する。
 これも正月から開始しています。乾燥しやすくなるので,水分切れに注意。

あとは,定期的に次々と次の種親を育てていくだけです。実は,2週に一度の子イモリ(アカハラ,マダラ)の飼育ケースのお掃除の際,ミズゴケを新品に入れ替える時,廃棄されるミズゴケの中に大量のコオロギの幼虫が混ざってしまいます。これをそのまま捨てずに,あいているプラケにミズゴケごと保管し,エサと水分を与えています。もちろん,エアコンの風のあたる暖かいところでです。モリモリと大きくなっている様子を観察するのは楽しいものです。はやく,「谷間」を埋めたいものです。

別の谷間は大好きなんてすが。ウチのやつに谷間はありません。

2 件のコメント:

  1. こんにちはー。お久しぶりです。
    すでに何がメインなのか分からない状態になっているような(;・∀・)
    エビが一番多いんでしょうけど、それ以上のインパクトを感じます(笑)

    ちなみに私にも谷間はありませんww

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    1. お久しぶりです。いやー,エビは数は多いですが放置プレイでコンセントさえ入れておけばノーメンテで維持できるので,日々の興味はイモリたちに集中しとります。貴重な個人情報サンクスです。

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