2014年9月10日水曜日

エサを食べてくれない

先週の木曜~金曜にかけて上陸した個体の生き残り3匹ですが,まだエサを食べてくれません。乾燥アカムシを水で戻してフリフリしたり,置きエサしたりしています。フリフリにはイヤイヤしますし,置きエサは減っていないように思います。水中生活の際,乾燥アカムシはあげてていました。沈んだものを食べたかどうかはわかりません。ですが,ニオイは記憶したのではないでしょうか。

飼育環境は湿度100%

大磯砂の陸地も湿度100%になるような仕組みだけど,モスのほうが人気

角度のせいで,プラケに反射して見にくいかな

大人のイモリ用に販売されている固形飼料を1/5にカットし,菜箸の先に表面張力で貼り付けて子イモリの鼻先でゆらゆらして見ましたが,興味を示しません。採取個体の餌付けはこの手法でうまくいったんですけどね。

ところで,この子たちは,ちゃぷちゃぷ状態のモスが大好きなんです。フタをあけると,モスの中に逃げ込もうとします。潜水状態になる子もいますが,溺れないみたいです。この仕様がまずいなら,もう3~4日はここで暮らしているので,トラブルが起きそうなものです。先人のブログで勉強したところ,乾燥は脱皮不全を招くらしいので,湿度をMAXにしてみた次第。

この場合,排泄物が水分に溶けて,体表から子イモリに吸収されるとまずいのですが,水作エイトSのはなつ飛沫によって洗い流され,大磯砂と水作エイトにより底面濾過(生物濾過)される仕組みです。フタは40cm水槽のプラフタをおき,水入りペットボトルで重しをしています。新鮮な空気は,水作エイトからもたらされ,プラフタの隙間から排出される仕組みです。蒸発分の水分を定期的に補給するだけで長期維持を狙っています。

しかし,長期維持も何も,エサを食べてもらわことには,どうにもならん。。。

ベビーイモリの水槽では,浮島にしがみついていう子イモリがいるので,もうすぐこのプラケのメンバーが増えそうです。

5 件のコメント:

  1. お久しぶりです!ちょっと離れている間に上陸してる(・∀・)!!
    背中の模様が特徴的ですね。とても綺麗です。

    上陸後のエサについて。うちのはダイジョブか?っと心配になるくらい食べなかったですね。10日間くらい。なんとなくエサ欲しそうに底面をつついていた個体にフリフリしたら食いついてくれましたが、それがなかったらタイミングが分からなかったかも…。

    なんとか食べてくれるといいですね…。

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  2. コメントありがとうございます。それを聞くと安心します。上陸前まではベビー水槽で活きイトミミズをいつでも食い放題ですから,栄養のたくわえはありそう。とりあえず,貝殻に水でもどした乾燥アカムシを置きエサしています。24時間放置すると腐敗臭がすごいので,半日周期で交換です。なかなか忙しいです。

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  3. こんにちは。
    ブログ拝見し、感動の連続でした。
    記録が素晴らしいし、文章もすごく上手です。

    一ヶ月ちょっと前にイモリの水槽中に1センチほどの幼生を発見し、今は4匹を飼っています。
    そのうち1匹がついに昨日上陸。
    今その準備で血眼で情報を集めています。

    シゲルさんはすごいですね。
    一番今困っているのが餌です。
    コオロギの一齢が一番よいのでしょうか。
    上陸後もアカムシブラブラで食いつく場合もあると聞きましたが。
    東京のカエルショップに電話で相談し、一齢コオロギも通販で売っているけどすぐ大きくなっちゃうということで「トビムシ」というのを注文しました。
    やはりコオロギを自家繁殖するのが一番よいのでしょうか。

    教えて頂ければ嬉しいです。
    よろしくお願いいたします。

    もしよかったら現状をご覧ください。
    https://www.facebook.com/imoridaisuki/

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    1. モカさん

      ようこそ,サボリまくりの当ブログへ。
      2年前の記事ですね。なつかしー。
      最近は,食っては出すの繰り返しのみなので,
      ブログ熱が冷めていたところです。

      「上陸直後は2週間は食べない」とかいうのは,
      そういう個体が多いというだけで,食う子は
      います。そういう子は成長速いし,丈夫。

      最終的にはレプトミンにならすのがGoodなので,
      活きエサと併せて,餌付けするのがいいです。
      活きエサは繋ぎにしないと,あとあと面倒です。

      トビムシ,うーん・・・ 腹持ち悪そうですね。
      コオロギの1齢は,幼生のうちにコオロギの種親
      を用意しないと間に合わないので,今からだと
      厳しそうですね。ウチに余剰あれば送りつける
      ところですが,ギリギリですし。

      経験から・・・

      乾燥アカムシの水戻し → 興味示す子もいる

      上記アカムシ+レプトミン → 興味示す子もいる

      コオロギ1齢 → よく食べる。食べ残しが成長
      すると子イモリの脅威になるので,随時リセット必要。
      あんまりコオロギで長期的に育てると,クチが肥えて
      わがままっこに育つ。

      ハニワ極小 → よく食べるはず! 栄養価もいいし。
      ただ,いま,我が家のは種親(蛾)の状態。orz
      爆殖状態なら,強制的に送りつけるところ。

      とにかく,最初は動きのあるものにしか興味を
      示さないので,給仕を頑張って見てください。
      ここで手抜きすると,だんだん弱ってしまうんですよー。

      いいなぁ,上陸幼生。いまが一番,イモリ飼育のやりがい
      があるステージですね。

      また,書き込んでくださいね。

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    2. シゲルさま!

      早速のご返事ありがとうございます。
      感謝感激雨あられです(古い?)。

      シゲルさんの文章、読んでいて思わず笑ってしまい、幸せな気持ちになります。

      上陸後も比較的早く食べる子はいるのですね。
      個性ですね。
      うちは発見したのが4匹のみだったのですが、1号以外はまだ水中でブラインシュリンプをパクついています。

      イモリがレプトミンを食べるとは、ここのブログで初めて知りました。
      うちのとーちゃんかーちゃんはずっと冷凍アカムシです。
      レプトミンだとかなり楽ですね。
      子供の頃からの教育が大切なのですねφ(..)メモメモ

      コオロギ1齢はよく食べてベストのようですが、わがままっ子に育つのですね(^_^;

      ハニワとはハニーワームですね。
      「イヤゲモノ」というネーミングに笑いました。
      ヤフオクに出すのですか?出たら買います。
      でも今は親なんですよね。

      とりあえず、毎日アカムシブラブラ作戦をやって、明後日届くはずの「トビムシ」を与えてみます。
      それから庭を掘り起こして何か小さな虫を探します。

      とにかくもう、イモリが可愛くて可愛くて!
      またこれからもよろしくお願いいたします。

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