2015年11月29日日曜日

エサの飼育

両爬の飼育は,それ自体よりもエサの飼育がメインになりがちとは良く聞く話。

いちおう,配合飼料への完全移行が目標なものの,あきらめがち。

ファイアーサラマンダー
 2匹はレプトミンをばくばく食べる。
 4匹は食べてくれない。(置きエサにしておくと,食べる子が1匹いるみたいだけど)
 ナメクジが入手できなくなってから,やせてきた子がいる。

マダライモリ
 成長したら,毎日エサを求めなくなった。
 完全にレプトミンに移行完了していたはずが,最近は食べているのかどうかわからない子がいる。やせてきた子もいて心配。

コオロギの生産体制が改善しつつあったものの,臭いと世話の面倒くささが問題と感じておりました。そこで,ハニワをうまく使えないかと,飼育を開始した次第です。


コバエシャッター(ミニ)(180×110×145mm)×2個。

いきなり,30匹×3パック導入。すでにファイアとマダラに15~20匹提供。

いずれは,温度差をつけて成長に差をつけて供給体制を均一にしたいなと思います。

moiさんのアドバイスにより,コバエシャッターは,ダイソー製のコミックケースにいれてあり,水をはってあります。こうすることで,脱走=溺死を狙うと同時に,ダニの侵入を防ぎます。ケースとフタの間には,同様の目的でコバエシートを挟んでいます。



我が家のコオロギファームです。


40cmサイズのプラケにあわせてダンボール箱を加工し,外側にダイソーで購入した保温シートを二重に張り付けています。

底面にはぴたり適温(フィルムヒーター)が設置してあり,程よく温度管理できます。密閉しないのは,蒸れを防ぐためです。


青い蓋の中型プラケには,米粒くらいのサイズのコオロギを入れています。

でかい連中と同居させてしまうと,脱皮の際にエサにされそうで心配です。

下のメインのケースの温度は28℃。27~28℃あると,コオロギはエサの食いがよくなり,めきめき大きくなります。

28℃あります。

このほかに,孵化したばかりの連中と,1~2回脱皮した連中の2つにプラケを分けて管理しています。現在,小さい連中は24℃飼育にして,わざと成長を遅らせています。

40cmプラケで飼育しているコロオギは,あと1回脱皮すれば成虫,一番小さいコオロギは生まれたて,どちらも同じロットの種親から生まれています。

種親の産卵期間はせいぜい1か月くらいですが,最初のほうの孵化子は高温飼育,最後のほうの孵化子は低温飼育というような管理にて,供給に山/谷をなくそうとしているわけです。

コオロギとハニワを食べて,栄養失調気味だったファイア4匹もぷりぷりになってきました。






レプトミンを食べてくれれば楽でいいけど,どうしても食べてくれないなら,これでもいいかなって思うようになってきました。

それに,これから幼生や幼体を飼育するとなると,生き餌を切らすわけにはいかないので,しっかりとした供給体制を確立する必要があるわけです。

きちんと実践できていないと,心配ですからね。

ハニワ飼育で心配なのが,培地の配合です。

いま,スイミーをベースとして,我が家のあまりものの熱帯魚や金魚,カメのエサを混ぜました。

すべて,ミルミキサーで粉々にして混ぜました。グリセリンとハチミツで混ぜ混ぜしたんですけど,あんまりふかふかのベッドって感じじゃないんです。

ハニワはチャームで購入したのですが,同梱されてきた培地はふかふかなんですよね。ハニワがもぐりやすそうです。

自作の培地にもぐってくれるか心配。

まぁ,顎がめっちゃ丈夫だそうですし,食い物がなくなれば潜るしかないはずなんですが。

2 件のコメント:

  1. 飼育種が増えてくると餌も大変になってきますね(汗)
    ファイヤ系はレプトミンとか冷凍イエコ、ハニワで何とか餌付いてくれてるので
    一安心です。飼育年数が増すと馴れてくるみたいですが・・・
    コイチョウさんナメしが受けつけない個体がいるのでいつまで続くのかと
    思うといささか不安になってしまいます。
    ハニワ繁殖上手くいったら色々教えて下さい!!

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    1. 殖えたコオロギも自然死/突然死しないうちに冷凍保存すれば効率的なのですが,使用許可が下りるわけもなく。もう,活き餌をがんがん増やして,イモリたちにもがんがん食べさせるしかないかなと。

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