2015年10月11日日曜日

オキナワシリケンイモリ飼育170日め  - 強制給餌 -

コオロギの孵化子を完全にきらしております。

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エサ昆虫の安定した飼育は難しいですな。

でも,くわせなきゃなりません。

レプトミンを竹串の先からばくばく食べるのは,あいかわらず4匹のみ。

だいぶ,体格に差がでました。



あと,ゲンタシンで治療した子は,翌日に患部がよくなっていました。

一番手前にいる子です。

尻尾は短くなりましたが,いまも元気にしています。少しですが,体がふっくらしてきました。

すごいな,抗生物質って。

ウチでの強制給餌は,このようにティッシュでくるんで,口先だけ露出させます。こうすると,暴れることが出来ません。



次に,薄いカードのようなものですばやく,やさしく口をこじあけて,ふやかしたレプトミンをブチこみます。

子イモリに負担をかけないよう,スピーディーにやってのけなければなりません。

最初は,いたいげな子イモリの口をこじ開けるのに心が痛みました。

でも,衰弱がすすむと,強制給餌しても消化に必要な体力が残っていない可能性があります。

心を鬼にして,2日に1度,強制給餌をしています。

レプトミンの味は覚えるでしょうが,人間=恐ろしい存在というのも強固に刷り込まれるでしょう。その後の配合飼料への餌付けが更に困難化しそうです。

いま,コオロギが産卵祭をやっているので,10日もすれば孵化子がわんさか採れるはず。

できれば,孵化子をバラまいた状態で,レプトミンへの餌付けを併行できるといいんですが。アカハラはそれでうまくいきました。

風呂

活きエサしか食べてくれないファイアの子4匹,ミツカドコオロギをそこそこ食べていたようですが,食べつくしはしないようです。

何か,嫌いなワケがあるのか?

また,そろそろ底床が汚れてきているので,リセットもしなければと,一時的にレプトミン組のケースに退避しました。

ガラスの内側を綺麗にしておくべきでしたね。

レプトミン組もたまに使ってはいたようですが,早速のご入浴。

1匹はレプトミン組のシェルターの中に乱入。乱闘していなければいいけど。

この子たちは,昨年12月くらいの生まれらしいと,売主から聞いています。

コオロギを大量に確保しようと,ファイアにまわさずに種親として大量に育成していましたが,ケース内の総床面積によって,自然と共食いで数が落ち着いてしまうようです。

つまり,たとえば100匹がキャパのケースに,幼虫を200匹はなとうが,1000匹はなとうが,100匹になってしまいます。

共食いされるくらいなら,この子達に食べさせればよかったです。

いま,コオロギが産卵祭りをやっているので,1ヵ月後くらいには幼虫がわんさか手に入ります。

それまで,庭で活きエサを捕まえてきて,つながなくては。

レプトミンをモリモリ食べてくれるのが,いちばんラクなんですが。

コオロギにレプトミンを塗りまくって餌付けにチャレンジしましたが,ダメでした。

ただ,レプトミンをふやかして底床に直接ころがしておくと,減っていたときがあるので,もしかしたら食べているのかもしれません。

コオロギが食べていた可能性も高いですが。

いま,このケースの中はこの子たちだけです。

置きエサで食べるかどうか,確認してみようと思います。