2015年8月21日金曜日

オキナワシリケンイモリ飼育119日め

現在,ダイソーの1リットルのプラケースで10匹を飼育しています。

エサは,コオロギの孵化子を入れっぱなし(勝手に食べろ)。

床材はミズゴケです。

この飼育方法の弱点は,以下です。

(1) 食べ残しの孵化子が成長すると,子イモリたちに対する攻撃力が無視できなくなる。

(2) ミズゴケで湿度を保つが,古くなると排泄物に由来するアンモニア中毒が発生する。

対策としては,掃除かリセットしかありません。

今回は,新しいプラケに新環境を構築し,皆さんを移動させました。

そのついでに,サイズの記録ということで写真を撮りました。







この子は右腕が欠損しています。生えてくれることを祈ります。




心配になりそうな,ガリ子はいませんでした。

皆さん,ちゃんと孵化子を召し上がっているようです。

新環境には,本日孵化したてのコオロギを投入しました。

さて,旧環境のコオロギの生き残りですが,もちろん捨てません。

大きい個体は,米粒くらいに育っています。回収して,種親に育てます。


<追記>
50mmマクロレンズにて,F5.6,シャッター速度1/100秒,マニュアルフォーカス。
ISOはオートにて,6400~10000となりましたが,フルサイズの5D MARK IIIなので,画のアレは許容範囲内です。これ,ストロボたいていません。室内の蛍光灯のみの撮影です。

Sonyのα7sはフルサイズセンサー搭載機で最強の高感度性能を誇るので,こういう用途に試してみたい気がします。もっと絞ってピントを深くしたり,シャッター速度を上げてブレを押さえたりできるでしょうね。

しかし,キヤノンとニコン以外は純正,サードともに,レンズが少ないのです。結局,キワモノ好き以外はキヤノンかニコンを使うのが正解ですね。

2015年8月18日火曜日

オキナワシリケンイモリ飼育116日め

moiさんのところからやってきたオキナワシリケンイモリ10匹,いまも元気です。
先回のレポートから24日が経過しました。

あれから3週間以上経過しています。本来ならば,全員レプトミンへの餌付けが完了している頃です。

ですが,実はレプトミンの餌付けを一時中断しています。

理由は・・・

(1) 6/30に上陸した1号クンあたりは,上陸直後にコオロギの孵化子が欠乏していたため,かなり痩せ気味で,万が一餌付けに失敗するとヤバかった。

(2) ようやく,コオロギの孵化子がモリモリ採れる様になった。

とりあえず,生存を優先して,コオロギ食い放題にしてあります。まだ,痩せ気味の子がいますが,さすがに上陸したての幼体が,気温24度で2ヶ月近く絶食して生きていられるとは思えないので,何かしら食べているでしょう。

まー,あせらず,もう少し大きくしてからレプトミンに移行します。

それに,味を一度覚えていれば,思い出してくれると思うし・・・ (楽観的)

シェルターをどかして撮影。ごめんよぉ。

アカハライモリ15匹がふとぶとしく,ふてぶてしく育っていく中,弱弱しさを残したこの子らは,とても可愛らしいですね。

ここのところ,かれら10匹では食べきれないほど多量にコオロギが孵化するので,余剰分は子ファイアのエサ,および種親として育成中です。

いまは孵化子が取れまくりですが,幼虫のほかは殆どLサイズのフタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギです。つまり,暫くすると種親がほぼ全滅します。

SやMサイズがいないんです。一時期は,全サイズの在庫が揃っていたのですが,自作給水装置に使ったヒモの染料がよくなかったようで,数を減らしてしまったんです。

それに気づいて以来,トイレットペーパーを湿らせた産卵床で,水場を兼用しています。

おそらく,2週間後はタマゴがとれなくなり,1ヵ月後は孵化子が採れなくなります。

お盆休みのうちに,種親を追加すべきでした。しまった。

コオロギを買い足すときは,Mサイズで雌雄イーブンで選びます。

コオロギは成虫の寿命がだいたい1ヶ月なので,Lサイズを買ってくると,成虫に成り立ての活きのいい個体と老いぼれがどうしても混ざってしまいます。そういう買い方だと,だいたい2週間で数が半減してしまいます。

Mサイズであれば,だいたい1週間以内に成虫になってくれて,そこから1ヶ月持ちこたえるので,種親に最適です。

ハニワのほうが,簡単なのかなぁ。

コオロギ,脱走はするし,くさいし。

ばら撒きできるので,楽なんですけどね。

ダニューブ飼育149日め

いままでにと識別された子は9匹になりました。
残りの19匹は,(数匹,微妙な子がいますが)恐らく殆どがだと思います。

本日,かねてからの予定通り,3ペアを里子に出すことにしました。

まずは,を3匹選びました。なかなか,いい肥えっぷりです。



飼育水ごとビニール袋にいれたのでは,おそらく溺死してしまうと思い,ひたひたに湿らせたミズゴケをお布団にして,タッパに入れました。窒息しないように,タッパの蓋にドリルで穴をあけました。


次はを3匹選別しました。尻尾に婚姻色は出ていないみたいだし,鶏冠(クレスト)も出かかっていないし,背中にオレンジラインが走っているようなので,恐らくと思います。


いやあ,よく肥えています。



今回,東のほうに旅をしてもらいます。


タッパが1つ多いですね。

そのタッパには,我が家の庭で採れる活きエサを36個体ほどいれてあります。毎日採取しているのに,2晩で36匹も採れるんです。いったい,どんだけいるんだろー?

ヤツらは,この暑い時期は日中は見かけることが出来ません。太陽が沈んで涼しくなってくると出てきます。だいたい19~20時くらいが,ヤツらの出勤タイムのようで,エサ場に向かって移動しています。芝生の上を出勤しているところを捕獲するわけです。



さて,みなさんを保冷材とともにスチロール箱に入れ,クール便に乗せます。

みんな,元気でね!  (活きエサもな・・・)
 
あ。書き忘れました。

この子たち,シリンジで空気を抜いたカメプロスや,ひかりウーパールーパーを食べます。
おそらく,レプトミンもいけるのではないかと。

残存メンバーは,40cm水槽に×6,45cm水槽に?×8,もうひとつの45cm水槽に?×8,合計22匹となりました。

最終的に2~3ペアを手元に残したいと思います。

※追記

昨夜,ダニュ子が大磯を吐き出すのに失敗して,たべっちゃった現場を目撃しました。そして,その子は今朝,苦しそうに石ころをお尻の穴から出していました。

かなり,苦しそうなポーズでいきんでおりました。お尻の穴から上手く出せればよいですが,お腹の中に溜まるとヤバイですね。

40cm水槽のほうは掃除の関係で大磯を取り払いましたが,45cm水槽のほうは未だ大磯を敷いています。

大磯を取り除くと,床がガラス面になっているので,鏡のようになっちゃうんですよね。それじゃあ,落ち着かないだろうと大磯をしいたわけですが。

カッティングシートみたいなものを探そうと思います。

実は,ビデオ撮影するのを忘れました。貴重なチャンスだったのに。今度から,飼育部屋にビデオカメラを出しっぱなしにしておこうと思います。

2015年8月9日日曜日

ダニューブ飼育140日め

ダニュの飼育レポート,なんと40日もあけてしまいました。

毎日世話はちゃんとやっておりましたが,変化が少なくなったので真面目に観察していませんでした。

昨日,大磯砂を綺麗にするために,水槽のリセットを行いました。

ん?

ちょっとルックスが変わったか?

僕達男の子?

鶏冠(?)ができています。

尻尾はこんな模様になっています。

この子も鶏冠(?)が出来ています。

君達女の子?

なんとなーく,♀のような気がしますが・・・

とりあえず,1~3枚目の写真のような特徴の出ている子を選別して,40cm水槽へ移動させました。8匹いました。

あとの連中は10匹ずつ45cm水槽×2に分けました。

もし,これが♂の特徴なら,♂8匹は確保できそうです。

人間にもあることですが,♀だと思っていたら♂だったということもあるだろうし,もう少し観察を続けます。

ダニュは1年くらいで繁殖しちゃったという先人のレポートを読んだことが有るので,とりあえず明るい家族計画ということで男女隔離政策を推し進めようかと。

あと,未だに鰓のある子が3匹います。自然界だと,兄弟に食われてしまう運命の子でしょうね。しかも1匹は背骨が曲がっていますし。

最初の頃の30匹というのが酔っ払いのカウントミスでなければ,☆になったのは1匹だけ。28匹健在です。