2015年7月25日土曜日

オキナワシリケンイモリ飼育92日め

飼育67日め(6/30)で上陸が始まり,飼育92日目とはる本日,ようやく
10匹全員が上陸を果たしました。




全員の上陸が完了するまで,1ヶ月ちかくかかりました。

実は,3日前まで上陸組にロクにエサを与えていませんでした。

正確にいうと,コオロギの孵化子が僅かしか採れず,満足に食べさせる
ことが出来ずじまいでした。

でも,全員元気です。

現在,ヨーロッパイエコオロギ,フタホシコオロギともにモリモリ大きくなって,
♂が鳴きまくっています。

当然,♀がばんばん産卵しているようですが,孵化まで保温しても2週間
はかかるのがつらいところ。

昨秋,アカハライモリの幼生が上陸したときよりも状況がまずいです。

しかも,この子たちはmoi様からの頂き物。死なせるわけにはいきません。

これまで毎晩,レプトミン,乾燥アカムシを目の前でプルプル揺さぶって
きましたが,ガン無視されてきました。

やばいです。

本当に,やばいです。

こういうときは,ちょっと,視点を変えてみましょう。

自分が飢えているとき,身長60メートルの巨人が丸太の先に何か怪しげな
ダンゴを載せて目の前でフリフリしたら,食べるか?

食べないよなー。

怪しすぎるし,そもそも身長60メートルの巨人が怖すぎて,ビビって
固まるでしょうな。

そこで,ビニールポッドを加工して隠れ家を作り,入口の近くでレプトミン
をフリフリすることにしました。

彼らはきっと,安全地帯にいることで安心感があり,エサを掠め取ろう
とするのではないでしょうか?

2日前,竹串のさきっぽにレプトミン団子をくっつけて,隠れ家の入口で
プルプルやってみました。

辛抱強くプルプルさせていると,舌を伸ばして味見してきます。

なかなか良い塩梅です。予想通りの行動です。しかし,その日は
そこまでしか彼らは挑戦してくれませんでした。

昨日,遠慮しながらも2~3回のパクつきを確認できました。

そして本日,8回のパクつきを確認できました。総勢10匹なので,
いい感じになってきました。

仲間の行動を見て学習するようですね。

なかなか賢い。

これで,不安定なコオロギの孵化子に頼ることなく,レプトミンへの
餌付けがうまくできそうです。

活きエサに餌付いてしまうと,配合飼料への移行に難儀するケースも
多いので,今回はこのままレプトミンに餌付けてしまいましょう。

いやあ,いい子たちです。

動画は,プルプルやっているところはカットしました。


2015年7月16日木曜日

ホクオウクシイモリ飼育83日め

飼育レポートを41日もサボっていました。

先回は6/5でしたから。

どうやら,浮泥の中のイトミミズも殆ど食べきってしまったようです。

沈めたカメプロスも食べるようになりました。

もう,浮泥水槽で飼育する意味はないですね。これ以降は,配合飼料を沢山与えるので,排泄物⇒スラッジの堆積が目立つようになります。換水で掃除も行う必要が出てくるわけです。

思い切って,大磯水槽に引越しです。

でかくなったなぁ。

いつの間にか,体色が黒っぽくなっています。白っぽくて可愛らしかったのに。

まるで,清純な少女が夏休み明けに顔グロ・コギャルに変身してしまったかの様。
(意味不明)

こいつだけ,まだ立派なエラがあります。

あと数日で変態完了ですね。

あとの3匹は,もう変態を完了させていました。







体色以外,ダニューブクシイモリにそっくりです。混ぜたら,おそらく判別困難。

引越ししたばかりだというのに,カメプロスを食べています。

エサ,みーっけ。

ハグッ! ハグッ!

もういっちょお代わり

神経の太さもダニュそっくりです。

上陸後の餌付けが必要ない本種やダニュは飼育が楽ですね。

2015年7月7日火曜日

オキナワシリケンイモリ飼育74日め

本日までに3匹が上陸を済ませました。


この頃が可愛いんですが,食べさせるのは大変。

ちょうど,コオロギの孵化子を切らしています。

週末,コオロギの種親を買い足そうと思いましたが,木曜あたりに産卵があったので,ヤメときました。

極小ナメクジも,まだビビっているのか食べません。

とりあえず,ほんの少しのコオロギの孵化子と同居させています。

毎日,レプトミンをフリフリ。

しつこくなりすぎない程度に。

トラウマになってしまっては,いけないので。

有る程度大きく太らせてしまえば,ナメクジで繋げるので,長期戦の餌付けにトライできます。

でも,いまはとにかく生存第一。

ダニュはモリモリ大きくなり,配合飼料への移行は完了。ホクオウも配合飼料移行へのめどは立ちました。

後は,こいつらのみ。

子ファイアの餌付け問題が残存しているけど,やつらは長期戦が可能なので,そんなに心配はしなくてよさそうなので。

アカハラの子,上陸後に20⇒15匹に減らしてしまった教訓を,ここで活かしたいと思います。

2015年7月1日水曜日

アカハライモリ生後1年経過

掃除のついでに,ちょうど生後約1年ということで,身体測定を行いました。
と言っても,体長のみの測定ですが。


4/26  7/1
64mm  ⇒ 72mm
65mm  ⇒ 80mm
70mm  ⇒ 81mm
70mm  ⇒ 82mm
72mm  ⇒ 83mm
73mm  ⇒ 87mm
74mm  ⇒ 88mm
75mm  ⇒ 88mm
75mm  ⇒ 89mm
75mm  ⇒ 92mm
78mm  ⇒ 95mm
78mm  ⇒ 95mm
80mm  ⇒ 96mm
87mm  ⇒ 99mm
87mm  ⇒ 102mm

約2ヶ月で体長は平均75mmから89mmと18%,体重は相似形を仮定して66%も成長しています。

最近,デブってきたように思うので,実質的に体重は2倍になったのではないかと。

水棲環境に変えてから,レプトミンを与えやすくなったことが,成長促進に結びついているような気がします。

15匹全員がぷりぷりといい感じに肥満しています。イモリはこのくらいが可愛らしいですね。

成長記録にと,全員の記念写真を撮りました。

72mm

80mm

81mm

82mm

83mm

87mm

88mm

88mm

89mm

92mm

95mm

95mm

96mm

99mm

102mm