2015年8月18日火曜日

オキナワシリケンイモリ飼育116日め

moiさんのところからやってきたオキナワシリケンイモリ10匹,いまも元気です。
先回のレポートから24日が経過しました。

あれから3週間以上経過しています。本来ならば,全員レプトミンへの餌付けが完了している頃です。

ですが,実はレプトミンの餌付けを一時中断しています。

理由は・・・

(1) 6/30に上陸した1号クンあたりは,上陸直後にコオロギの孵化子が欠乏していたため,かなり痩せ気味で,万が一餌付けに失敗するとヤバかった。

(2) ようやく,コオロギの孵化子がモリモリ採れる様になった。

とりあえず,生存を優先して,コオロギ食い放題にしてあります。まだ,痩せ気味の子がいますが,さすがに上陸したての幼体が,気温24度で2ヶ月近く絶食して生きていられるとは思えないので,何かしら食べているでしょう。

まー,あせらず,もう少し大きくしてからレプトミンに移行します。

それに,味を一度覚えていれば,思い出してくれると思うし・・・ (楽観的)

シェルターをどかして撮影。ごめんよぉ。

アカハライモリ15匹がふとぶとしく,ふてぶてしく育っていく中,弱弱しさを残したこの子らは,とても可愛らしいですね。

ここのところ,かれら10匹では食べきれないほど多量にコオロギが孵化するので,余剰分は子ファイアのエサ,および種親として育成中です。

いまは孵化子が取れまくりですが,幼虫のほかは殆どLサイズのフタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギです。つまり,暫くすると種親がほぼ全滅します。

SやMサイズがいないんです。一時期は,全サイズの在庫が揃っていたのですが,自作給水装置に使ったヒモの染料がよくなかったようで,数を減らしてしまったんです。

それに気づいて以来,トイレットペーパーを湿らせた産卵床で,水場を兼用しています。

おそらく,2週間後はタマゴがとれなくなり,1ヵ月後は孵化子が採れなくなります。

お盆休みのうちに,種親を追加すべきでした。しまった。

コオロギを買い足すときは,Mサイズで雌雄イーブンで選びます。

コオロギは成虫の寿命がだいたい1ヶ月なので,Lサイズを買ってくると,成虫に成り立ての活きのいい個体と老いぼれがどうしても混ざってしまいます。そういう買い方だと,だいたい2週間で数が半減してしまいます。

Mサイズであれば,だいたい1週間以内に成虫になってくれて,そこから1ヶ月持ちこたえるので,種親に最適です。

ハニワのほうが,簡単なのかなぁ。

コオロギ,脱走はするし,くさいし。

ばら撒きできるので,楽なんですけどね。

2 件のコメント:

  1. コオロギの繁殖ができるのは実に羨ましいです。
    当館ではハニーワームの繁殖をしていますが、あれも「波」があっていきなり蛾だらけになったりして割と管理が面倒です。あと体が無闇に柔らかく、僅かな隙間があれば逃げます。
    (しかも不織布やビニールテープなどは齧って「隙間」を作ってしまうので、通気口はアルミメッシュをエポキシ系樹脂で接着させています)
    臭いは殆ど問題ないのですが、壁面のよじ登りと「隙間」の問題で「ばら撒き」は即時にその場で平らげてくれるヤドクガエル以外にはとてもムリです。
    エサの管理は苦労が絶えませんねぇ。

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    1. なるほど・・・ ハニワはハニワで別の苦労が絶えないというわけですね。自室ではなく,イナバの物置の中で飼育することも考えましたが,温度管理が難しいんです。夏は灼熱,冬は極寒ですから。極寒はパネヒと断熱材でなんとかクリアできるかもしれないですが,灼熱はどうにもこうにもなりません。最近,鳴き声が気にならなくなってきました。

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